回復について
- 2012.07.17
- 脳脊髄液減少症
どんなケガや病気でも、闘病期間があれば、それに応じて体力が低下します。
その際、ケガや病気の回復と同時に、体力を回復させていく事も重要です。
回復の過程に関しては、手の骨折など、ギプスが取れる時期や、その後のリハビリ方法などが確立している傷病は少なくありません。
一方で脳脊髄液減少症に関して、具体的なリハビリを教えてほしい!といった声が少なくなく、今後の大きな課題と考えています。
しかし現状、マニュアル的なものが乏しく、個々の状態に応じて臨機応変に考慮すべきという抽象的と言っていいようなアドバイスをしています。
その中で参考にすべきは、他の傷病です。
例えば靭帯を損傷した場合、ギブスがはずれた後、弱った靭帯とそれに関わる筋肉を少しずつ鍛えていく事になります。
焦らず、徐々に回復していく事が大切で、無理をすると、再び靭帯を損傷して、かえって復帰に時間がかかります。
ブラッドパッチ後の回復のイメージに対しても、共通点が見出せるかもしれません。
体力回復に関する過去ブログ
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高橋先生
ブラッドパッチのあと 娘の体力はかなり落ちたと思います。治療前、数か月学校へ行っていなかったので その期間を含めると約1年。
それ以上に 気力が低下してやる気が起きなくて困っていました。
やっと 気力が起き始めたころ 動けるようになり 体力も少しずつ回復してきたように思います。
体力回復は心の回復も大きく左右すると思いました。
娘の場合 学校のお友達の存在が大きかったようです。
みんな 応援ありがとう!
モモ様
コメントありがとうございます。
回復には周囲の協力が重要ですね!特に学生は、友達の支援が重要です。良い友達に支えられたようで何よりです!
高橋 浩一 先生
本症ばかりではないですが、本症の場合、モモ様もおっしゃっている通り、特に、周囲の理解が、疾患の発見や快復の過程で、大きな力を発揮すると感じています。
本症と心の持ちようの関連について、「病は気から」というようなお話も、ぜひ伺ってみたいと思いました。
来週の24日は、鎌ヶ谷に伺えることが、ほぼ確定しました。
後は、私自身の体調を崩さないようにすることと、職場で突発的な事故がないよう祈るばかりです。
当日は、どうかよろしくお願いいたします。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
それから鎌ヶ谷では大変御世話になりました。
回復には周囲の協力が重要ですね!自分自身がしっかりしないのはもちろんですが、一人で何でもできる強い人間はいないと思います。
高橋先生
脳脊髄液減少症のリハビリ、難しすぎると思ってましたが、このイメージがあればやりやすいと思います。
一番下の子が足の骨折で、今20k荷重のリハビリ中です。リハの先生は、「やりすぎが一番よくない」「15kぐらいで止めとくのがいい」「痛みなどでたら、10k荷重に戻す」と言います。
脳脊も同じですね。小さな負荷から。余力を残す。
どの疾患でも、身体の回復には忍耐と根気がいります。
西沢様
コメントありがとうございます。
>このイメージがあればやりやすいと思います。
良かったです!もっと分かりやすい方法を考えていきます!