できる事があるはず!
- 2010.02.06
- 脳脊髄液減少症
関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会での、「怪我に打ち克つメンタルトレーニング」
に対する感想を頂きましたので紹介させて頂きます。
A氏:スポーツ以外でもメンタルトレーニングを活用している例としてとても勉強になりました。自分は病気ではありませんが、友達含め、同じ病気の人や他の病と闘っている方などとのコミュニケーションのとり方なども学べたと思います。また、自分も普段の生活の中で生じる気分の浮き沈みにも気持ちの持ち方などはとても活かせるので、今回の発表でたくさん学ばせていただきました。
B氏:ケガに打ち勝つメンタルトレーニングは大変感動しました。元野さんの大きなケガからの復活については、これからのケガをした選手達にポジティブに考えていくことを伝えていけたらと思いました。
C氏:とても参考になりました。病気の母に是非今日のことを伝えたいです。私も患者の家族として、サポートの仕方を良く考えていきたいです。
D氏:元野選手の話に勇気をもらった。もっとしっかり準備をして、目的(楽しむ)ために、目標(勝つ)をクリアーしたいと感じた。
E氏:今日はつらい思いをした方のお話を聞いて、自分にもあてはめることが出来たと思いました。ケガをしてスポーツが出来なくなる人がいるのに、マイナス思考になって試合に負けるのはもったいないなと感じました。
F氏:スポーツ関係者ばかりでなく、病気で苦しんでいる方がたくさん参加されていた事に驚きました。娘にも自分が健康であることに感謝しながら試合を楽しんでもらいたいと思います。とても参考になることだらけでした。
その他、スタッフの方から、皆さんそれぞれが発表から何かを感じて、その感じた事を今後自分の競技場面や指導場面、私生活の中で活かしていきたいといったコメントが多くあったように感じます。とのコメントを頂きました。
貴重な御感想を賜り、心より御礼申し上げます。
現在、脳脊髄液減少症闘病中の方々から
「元野氏をはじめ、脳脊髄液減少症を克服された方々は、強くて、私とは人間が違う!」
といった御意見を頂く事があります。
確かに元野氏は強靭ですが、元野氏の指摘された事の中には誰でも取り入れ可能な事、参考にできる事があると思います。実際、元野氏を含め回復された方々の多くは、すぐに良くなった訳ではありません。時間をかけて、苦しみを克服しています。死ぬ思いをされた方々もいます。
「私にはできない!」という考えでなく、
「私にもできる事があるはず!」
などと考えて頂き、少しずつ身体的、精神的に回復頂けたら幸いです。
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高橋先生
当日の急なお誘いでしたので迷いましたが、元野さんの貴重なお話を聞けて非常に良かったです。
(予定がありましたので途中退出いたしましたが)
完治、又は完治でなくとも克服された方の情報をこれからもブログや診察時でも教えて貰えると非常に嬉しいです。
闘病中はやはり逃れられない症状に気が向いてしまいネガティブになりがちです。
先生の言葉や克服された方の情報は少なからず今この病と向き合っている自分には必要で前に進む糧となります。
今後とも明るい情報提供をお願いします。
元野さんに出逢えたことは、僕に光を与えてくれたのは確かです。
だいすけ様
コメントありがとうございます。
先日は、研究会に御参加頂きありがとうございました。
だいすけ様の夢が達成できる事を心よりお祈り申し上げます。頑張って下さい!
高橋浩一 先生
先生は、NHKスペシャル「ミラクルボディ」は、ご覧になっていますか?
前回は、アルペン・ダウンヒルの王者、アクセル・スビンダルについてでした。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100207.html
彼の滑降のスピードや恐怖に打ち勝つのも、実は「脳のはたらき」と関連しているという解明は見事でした。
その画像解明に、高橋先生のご出身の慈恵医大の技術が使われていたことに、大変深く感銘し、心より敬服しております。
そのような解析を学ばれた先生方のおちからで、脳脊髄液減少症などの疾患やスポーツ心理学などの分野にも明るい未来が来ることを切望しております。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
バンクーバーオリンピック、始まりましたね!
ダウンヒルなどの脳の関連に、母校の技術が使われている事、誇りに思います。
脳脊髄液は、まだまだ未知なる部分が多いので、解明が進み、明るい未来につながる事を祈ります。