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親子で克服!

親子で克服!

この春から高校生になるY.Fさん(女性)からメッセージを頂きました。

「この病気は必ず治る病気ですから…

心の病からくるので過去を振り向かず毎日ポジティブでいると自然と治ってきます。

 私は13歳の時、病気になり半年間寝たきりにまりましたが 

 無知だからなのか無心だからなのか そのうち治るでしょ!と軽く考えて 

先ず日本に生れてるし 

世界中の人々で苦しんでいる人達が沢山いるのだから、世界中のその人達と比べたら私って幸せな方だな。

あと 何よりずっと前から犬みたいに一日中寝ていたいな、という気持ちもあったので 願い?が叶ったみたいで毎日、可笑しかったです。

 私はこの病気になれて 色々なことに気が付けたので感謝しています。

どうせ1度の人生なんですから明るく楽しみましょう !」

さらに、Y.Fさんのお母様からもメッセージを賜りました。   

「子どもが辛そうにしていると 出来るものなら代わってあげたい!!!と思いますよね。

そう願っていると私の場合、数秒後に 頭も同じ場所が痛くなったり、耳鳴りもあったりと 娘と同じ症状が現れました。

母親は子どもの前で涙を流すわけにはいきません。

ありのままを受け入れ、 笑って過ごすようにしてきました。

また 親子で性格傾向に気付き、反省し、なおすためにはどうするとよいのか クイズ形式で楽しみながら会話しました。

そして、どんな事も守るよ。大丈夫だよ~と魔法の言葉をかけてるよう心がけてきました。

 『母は強し』です 。」


Y.Fさん、2年前は少しも起き上がる事ができませんでした。

その状態から高校生に進学するまでの快復し、完治状態です。

一方で、Y.Fさんと家族の間には、語る事のできない苦悩があったと推察します。

また、ちょっとした症状は残っているかもしれません。

しかし、そんな事は一切語らず、親子の前向きな姿勢には敬服します。

さらに先日、Y.Fさんが、アクティブに行動されている映像を見せて頂きました。

2年前のY.Fさんの状態を思い返すと、本当に感無量です。

充実した高校生活を楽しんで頂き、益々活躍される事をお祈り申し上げます。