コンプレックスを自信に変え!
- 2017.11.26
- メンタルトレーニング 日々のつれづれ 脳脊髄液減少症
聴覚障害を持たれている女性。
ほとんどの時間、聴覚障害をコンプレックスに感じて、生きてきたそうです。
ある日、デフリンピックという聴覚障害者が参加する国際スポーツ大会に出会い、練習に参加するようになりました。
練習を積み重ねるうちに、デフリンピック競技出場、そして技術向上という人生での目標ができました。
また練習を一緒にする仲間、コーチ、監督と接する事で、様々な出会いがあり、コンプレックスで閉じこもりの殻から抜け出て、周囲との接触が増えました。
生活の上での視野が広がり、今までにない様々な経験、気づきが生まれました。もちろんコンプレックスで閉じこもっていた頃には経験したことのない悩み、ストレス、トラブルなど苦しむこともあります。
それでも、デフリンピックに向けての頑張ってきたことが、いつしか自信となり、一回りも二回りの成長した彼女は、それぞれ乗りこえていく事ができるようになりました。
聴覚障害がなければ、デフリンピックとは出会えなかった!
聴覚障害だったからこのような貴重な機会が得られた!
コンプレックスを自信に変え、現在も活躍されているそうです。
何人かのパラリンピックの選手にお会いしたことがあります。
何で、大きな障害を抱えられながらも、こんなに頑張れるんだ?と大変失礼ながら感じたことがありました。
ブラッドパッチを受けて、パラリンピック参加を目標に頑張られている方もいます。
障害をコンプレックスと感じるのでなく、いかに人生の目標を保ち、四苦八苦しながらも頑張っていくことが大切と改めて感じさせて頂いたお話でした。
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高橋浩一 先生
障害者の一人として、障害をコンプレクスに感じるということは、健常な状態と相対評価している段階にあるのだと思います。
疾病は原則治癒しますが、障害は改善することはあっても、原則、治癒はしないのです。
そこを納得し、今の自分に何ができないか、ではなく、何ができるかを考え、実践していく絶対評価の考え方が必要であると思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
病気やケガでもそうですよね!病気やケガは、通常、マイナスになりがちですが、なんらかの形でプラスに転じていければと思います。