保険収載の恩恵
- 2017.10.17
- 日々のつれづれ
先日の日本脳神経外科学会第76回学術集会
「一期的に治療した特発性低髄液圧症候群に伴う慢性硬膜下血腫の11例」
の演題名で発表してきました。
思い返せば、まだブラッドパッチが保険収載されていない以前、ブラッドパッチと慢性硬膜下血腫手術を同時に行うと、自費診療になってしまうので、よほど血腫量が多くない限り、ブラッドパッチのみを行い、血腫が増えないようにと祈る気持でいました。
現在はブラッドパッチが保険収載頂けたので、治療が安全に行いやすくなりました。あの頃の、手術を行う事にハードルを感じたストレスからも解放される症例が増えています。
そんな想いをこめた発表です。
本演題の抄録は
です。
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高橋浩一 先生
学会発表お疲れ様でした。きっと、高橋先生のお話を楽しみにしていらした方も多かったでしょう。
私も文化の日に心理学の学会を聴講するのですが、今から楽しみです。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
学会では建設的な意見が多く、有意義と感じました。