大切な試合の前、いかに過ごすか!
先日、月刊ゴルフダイジェストから取材頂いたテーマは、
「大切な試合の前、いかに過ごすか!」でした。
大切な試合の前、緊張して眠れない・・・なんていう経験は多くの方々が持たれていると思います。
情動の中枢は、大脳辺縁系と言われています。
脊椎動物の進化の過程におして、大脳辺縁系より先に脳幹が、ちょっと前に嗅覚をつかさどる部分が発生しました。
その後に思考をつかさどる大脳が発生し、人間では特に発達しています。
- 脳幹
- 嗅覚をつかさどる部分:古皮質
- 大脳辺縁系:旧皮質
- 大脳:新皮質
と言い、
脳幹→古皮質→旧皮質→新皮質
の順番に発生します。
なんだか緊張してしまう・・・
という時は、情動中枢である大脳辺縁系が、活動している場合があります。
そこを大脳を使って
「落ち着け、落ち着け」
など考えても、なかなか緊張が取れるものではありません。
大事なイベントであれば、あるほど、緊張が強くなる傾向があります。
そこを大脳辺縁系より昔に発生し、より本能的な部分、つまり脳幹と嗅覚をつかさどる部分を上手く刺激すると、少しは緊張が緩和できます。
呼吸は、意識せずにゆっくりした呼吸になれる、スローテンポの曲を聞くことがお薦めです。
私の場合は、アロマのラベンダーと眠くなるような音楽を聴くと、かなりの確率で気分が落ち着き、眠ることができます。
大切なイベント前に緊張しがちな方々、是非、お試しください。
-
前の記事
朝のセルフ・コンディショニング 2017.06.25
-
次の記事
もしかしたら 2017.06.27
コメントを書く