過換気症候群
生物は、体液のバランスが狂うと、どうにも体調が維持できません。
血液中の酸性、アルカリ性のバランスが乱れても、体調が崩れます。
このバランスには、呼吸が大きな役割を果たしています。
呼吸による換気が少なければ血液は酸性に、換気が多ければアルカリ性に傾きます。
呼吸が早くなり過ぎると、過換気症候群という、全身のしびれや動悸、めまいなどが出現する症候群になることがあります。
不安や焦り、恐怖などが強いと、交感神経が過度に働き、知らず知らずのうちに呼吸が早くなり、この過換気症候群になる場合があります。
緊張が強くなり過ぎても、過換気になります。
「緊張している時に深呼吸をしよう」 は、気持ちを落ち着けるためにも、過換気を予防する意味でも、大切です。
高橋浩一 先生
最近、生徒の間でも過呼吸の発作が増えている様に感じます。
予防と応急処置で一般にもできる良い方法があれば、教えていただければ幸いです。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
治療としては、ペーパーバック法といって、呼気をもう一度吸わせる方法があります。ただし、最近では、この方法に注意が必要となっています。
医療では、安定剤投与を行う場合がありますが、普段から、何らかの歳に深呼吸、呼吸数をゆっくりするといった心掛けが大切考えています。
高橋浩一 先生
ペーパーバック法は学校現場でも一般的に行いますが、問題点とは、どのようなことでしょう。
あきちゃんで〜す様
注意すべき点は、
低酸素、つまり酸素不足にならないようにする
心疾患など重篤な疾患がベースにある場合は、過換気の治療でなく、原疾患の治療が優先される
です。
御参考下さい。
呼吸法確かに大切ですし、効果的ですね(゜∇^d)!!
みのり様
コメントありがとうございます。
呼吸法が効果的と言えるのは、メンタルが強い証拠と思います。