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過換気症候群

過換気症候群

生物は、体液のバランスが狂うと、どうにも体調が維持できません。 
血液中の酸性、アルカリ性のバランスが乱れても、体調が崩れます。 
このバランスには、呼吸が大きな役割を果たしています。

呼吸による換気が少なければ血液は酸性に、換気が多ければアルカリ性に傾きます。

 呼吸が早くなり過ぎると、過換気症候群という、全身のしびれや動悸、めまいなどが出現する症候群になることがあります。  

不安や焦り、恐怖などが強いと、交感神経が過度に働き、知らず知らずのうちに呼吸が早くなり、この過換気症候群になる場合があります。 

 緊張が強くなり過ぎても、過換気になります。 

 「緊張している時に深呼吸をしよう」 は、気持ちを落ち着けるためにも、過換気を予防する意味でも、大切です。