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数学オリンピック金メダリスト

数学オリンピック金メダリスト

先日、日本人女性として初めての数学オリンピック金メダリスト、中島さち子さんの演奏を聞いてきました。
日本人女性として、最もインテリジェンスのが高い方と言われています。

高校の校歌をジャズにしたり、参加者から音のキーを5つほどもらうだけで、即興で作曲されたり、とにかく凄かったです。

なんだか頭脳、知的さがとても伝わってきた演奏でした。


数学が好きになるにはどうしたら?

との質問に、「本当に好きになるには時間的、精神的な余裕が必要です。πを「3」として計算する「ゆとり教育」がありましたが、それは本質ではない。

「ゆとり」というなら例えば、πを10桁まで計算してみる。

そうすれば、「無理数」の不思議さも実感でき、数学の神秘に触れられる。 数学は思考と感動の学問。教える側もあきらめず、小さなことでも「わかった!」と体験させることが必要だと思います。 」

 と、答えられていました。

http://globe.asahi.com/feature/100201/03_2.html

アスリートで、金メダルを獲得されるような一流選手の言葉には、重さ、感動、そして様々な事を考えさせられることがありますが、さすが数学オリンピック金メダリスト、ゆとりの捉え方一つから、物が違う感じでした。

考えて、不思議さと神秘さを感じて、好きになる!何事にも共通することです。

「ゆとり」は、楽をするのでなく、考える時間に余裕を持つという視点、的確な言葉で表現されるあたりも、本当に凄い!と感じております。

数学とは?との問いに以前、「微分、積分、良い気分」と答えた私と雲泥の差があります。