脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

ノーベル賞

ノーベル賞

2016年のノーベル賞「生理学・医学賞」の受賞が決まった
東京工業大の大隅良典栄誉教授

地道な基礎研究での受賞、「素晴らしい」や「凄い」などという言葉では言い表せません。

「誰も取り組んでいないことをやる方がとても楽しいということが、実はサイエンスの本質ではないか。誰も取り組んでいない分野での発見の喜びが、研究者を支えるのではないかと常々思っている。」

「”役に立つ”という言葉が、とても社会をダメにしていると思う。本当に役にたつのは、10年後か20年後か、あるいは100年後かもしれない。社会が将来を見据えて科学を一つの文化として認めてくれるようにならないかと強く願っている。」

なんか上手くいきそうで、多くの方々が脚光を浴びさせているような花形的研究に飛びつくのでなく、また、短期的な成果や見返りを求めるのではなく、地道に研究を進めろ!というメッセージを頂いた想いでおります。

髄液の分野の研究に対して、勇気を頂いた気分です。