ハーバード式 病気にならない生活術
- 2014.10.26
- 日々のつれづれ

「ハーバード式 病気にならない生活術」 マキノ 出版
http://www.makino-g.jp/bookdetail/isbn/978-4-8376-7210-4/
東京慈恵会医科大学 浦島 充佳教授著です。
浦島先生が、ハーバード大学で学ばれた「疫学」により、食事によって、いかに健康を維持していくのか、最新の知見を踏まえて述べられています。
本書内で述べられていますが、「疫学」とは、統計学的なリスク分析を実践し、病気の発症を予防したり、病気の治療を促進したりする学問です。
東京慈恵会医科大学の創始者である高木兼寛先生は、明治時代当時、病因不明の難病であった脚気の原因が栄養障害と考えました。
食事の偏りを改善することで、海軍内では1987年までに脚気を完全に撲滅し、日本の疫学の礎を築きました。
浦島先生も述べられていますが、この「ハーバード式 病気にならない生活術」 は、その延長線にあります。
肉食主義が良いか、菜食主義が良いか
に始まり、
- 健康的にやせるには!?
- 長寿の秘訣は!?
など、興味深い問題にも、明確に述べられて、私自身、非常に参考になりました。
浦島先生の教えに従い、健康的にスリムになる事を考えていきます!
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高橋浩一 先生
先生のご指導の下、「脚気論争」に関する国内で発行されている書籍には、一通り、目を通せたのではないかと思っております。
鈴木梅太郎博士がオリザニンを発見するより、27年も前のことです。
すごすぎます!
でも、同時に、すごすぎる発明・発見が、かえって世の中から敬遠されることは、
ままあることです。
個人より集団に目をつけるという観点が、私には、すごくわかるような気がします。
心理学でも、社会心理学が重く用いられたりするわけだし…。
コレラや脚気が絶滅したに等しい研究結果を得られたように、すべての疾病の解明に、この手法が役立ってほしいと思っております。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
>すごすぎる発明・発見が、かえって世の中から敬遠されることは、ままあることです。
本当ですよね!
私の何億倍ものバッシングを受けても、自説を通して、脚気を撲滅した業績には、とても、とても勇気を頂いています。慈恵医大で学べて、本当に良かったと思っていますし、誇りに感じています。
高木先生の考えの延長戦上にある浦島先生も、本当に素晴らしい先生です!