脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

楽しみの次元

楽しみの次元

スポーツ心理学におけるメンタル・トレーニングにおいて、

‘楽しむ’ことは非常に大切です。

ただ、’楽しむ’には次元があります。

レクリエーションとして’楽しむ’ことは、多くの方々が経験されており、賛同頂けると思います。

スポーツ心理学におけるメンタル・トレーニングにおいて、ハードな練習や、オリンピックのような大舞台も楽しむ事が大切と言います。

ただ、’楽しむ’という次元が異なります。

ケガすれすれのハードな練習、「きつい・・・」でなく、

「うまくなるチャンス!」

「できないことが、できるようになる!」

といったような’楽しみ’でできると、楽しく頑張れます。

負けられない戦いでも、「苦しい・・・」でなく、

「逆転に次ぐ逆転、このプレッシャーが楽しい!」

「このような大舞台で、真剣に戦える!」

というように、楽しみの次元を変えて望まれると良いでしょう!

話は変わりますが、メンタル・トレーニングを学ばれている方が、生まれて初めて大きなケガをして、ギブスを足に巻き、松葉杖の生活になりました。

その方は、初めてのギブス体験。松葉杖も初めて!

とても楽しいケガの経験と語られました。

会う人、会う人に、「なんでケガしたのに、そんなに楽しそうなの?」と聞かれ、「メンタル・トレーニングをしているから!」と答えていたそうです。

同じケガでも、’楽しみ’の次元を変える事で、「ケガをして落ち込む」のでなく。「ケガしたこと」自体を楽しむ事ができます。