『資本論』
- 2014.06.04
- 日々のつれづれ
ビギナーズ 『資本論』 (ちくま学芸文庫)
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480095909/
本著書の訳を担当された長谷澪さん
頭を強打し、首を痛めた事をきっかけに脳脊髄液減少症を患われました。
強固な頭痛に加えて
ほとんど不自由なく話せていた英語が、口にでてこない、頭に入ってこない・・・
文章の2行目を読むと、1行目の内容は忘れてしまい、文章を読めない・・・
両手の握力も落ちて、本をめくるのも大変・・・
3時間ごとに眠り込んでしまう・・・
それどころか、物を忘れる、診察室にジュースをこぼす・・・
そんな状況のため、一時は仕事に対して自信を失い、やめる事も考えられました。
想像できないような辛い、辛い道のりであったと思います。
でもあきらめる事なく、ブラッドパッチを受け、メンタルトレーニングも学び、『資本論』 を翻訳されました。
長谷澪さんの御活躍を心より祝し、ビギナーズ 『資本論』 を紹介させて頂きます!
「ほとんど不自由なく話せていた英語が、口にでてこない、頭に入ってこない・・・文章の2行目を読むと、1行目の内容は忘れてしまい、文章を読めない・・・」
まるで私のことかと思いました。
私も一時は仕事をやめるしかないと思い詰めましたが、先生方に治療していただき、何とか復帰することができました。本当にありがたいことと感謝申し上げます。
いま現在大変な状態にある患者様にも、いつかはきっと治ると信じて、前向きな気持ちで過ごしていただければと思います。
山室真澄様
コメントありがとうございます。
英語が御堪能な山室先生が、右、左を英語で言う事ができなくなったと伺った時に、脳脊髄液減少症の高次機能障害を実態として感じました。
脳脊髄液減少症は、治る高次機能障害として重要です。
高橋浩一 先生
@松本で~す!
上高地は快晴で、穂高連峰の雪景色をくっきり望むことができ、最高でした!
長谷澪様の例を拝見し、千葉市でご講演いただいたときの「成績優秀な女せいとが字も書けなくなった」お話を思い出していました。
そのとき「こんなはずではない」というご本人の感情は、明確にあったのでしょうか?
それとも、その意識も混沌としていたのでしょうか?
長谷様は、脳脊髄液減少症に、御自身もしくは周囲の方が早い段階で気づかれたのでしょうか?
そのへんもうかがえたら、幸いです。
「ビギナーズ資本論」読ませていただきます。
以前、岩波文庫で読んでから約四十年ぶりの資本論で、自己理解の定着度のチェック?にもなります!
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
天気にも恵まれ、良かったですね!
御指摘の点、大切な事ですので、機会があれば聴いてみたいと思います。
突然のコメントお許しください。
申し訳ありません。
サイトで名医である先生を見つけました。最後の希望です。
アドバイスをお願いします。知り合いが脳骨髄液減少症の合併症を起こし、命に一刻をあらそってる状態でいます。入院するお金や治療費も貯金がつき、病院側も足りないとのことで拒否されてるみたいです。こういう場合、どうしたら良いのでしょうか?色々やれるかぎりのことをしましたが、状態がよくなくてこまってす。
出雲千春様
御連絡ありがとうございます。
合併症とのことですが、どういった状態なのでしょうか?
御知人の御回復をお祈り申し上げます。
出雲千春様
御連絡ありがとうございます。
熱はまだしも、初期ガンは、脳脊髄液減少症とは別病態と考えるべきです。
この視点でアレンジ頂いてみてはいかがでしょうか?