袴田事件
- 2014.03.29
- 日々のつれづれ
袴田事件の再審開始、そして釈放の決定、数年前から、新田渉世会長のもと、私も非常に微力ながら協力させて頂きましたし、日本ボクシングコミッションに関わっている身として、非常に嬉しく感じています。
せめて、もっと早くに、この決定がと思ってしまうのですが・・・
昨日、後楽園ホールでの、袴田事件再審開始決定の報告の様子です。
マイクを持たれているのが、袴田さんの無実を信じて、多くを犠牲に頑張られた姉の秀子さん、両脇は現在の世界チャンピオンである内山選手、河野選手、一番左が新田会長です。
この日のために新田会長をはじめ、ボクシング関係の方々をはじめ、御尽力頂いた皆様方、本当に御疲れ様でした。
後楽園ホール内に設けられた袴田シート、早速、姉の秀子さんは、そこに座り、ボクシングの試合を観戦されました。
近いうちに、袴田シートで、袴田さんがボクシング試合を堪能される日が来るのではと楽しみになります。
袴田さんの御回復、そして一刻も早い安心が来ることを望みます。
高橋浩一 先生
日本の刑事裁判の第一審有罪率は、99.8~9%です。
その異常な数字が、世間の常識や検察官の感覚を狂わせているのだと思います。
起訴=有罪ではないのです。絶対に!
もちろん、疑わしきは調べなければいけません、徹底的に!
でも、同時に「疑わしきは、罰せず。」でもあるのです。そこを、当局も国民も忘れてしまっている…
今年、公民の授業を担当します。刑事裁判についても学習するので、この事件も含めて、「冤罪」を取り扱いたいと思います。
子どもたちと一緒に、考えてみたいです。
その折りは、ご指導ご助言、よろしくお願いします。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
日本の刑事裁判の第一審有罪率が、そんなに高率とは存じませんでした。
本当に大きな問題と、袴田事件を通じても感じています。是非、今後とも御教授お願い申し上げます。
高橋浩一 先生
日本の裁判は、裁判官の判決も、裁判員の合議も、「多数決」が原則です。
事の善悪、とくに刑事訴訟の判決を多数決で決めてよいのか…
法律を学び始めてから、ずっと持ち続けている疑問です。
いまも、納得はしていません。
現に、今回の第1審でも、このようなことが起きています。↓
http://www.huffingtonpost.jp/tomoko-nagano/post_7239_b_5061378.html
やはり、アメリカの裁判のように、「全員一致の大原則」は、貫かれるべきだと考えています。
アメリカ映画の「十二人の怒れる男たち」は、その正当性をよく物語っています。
http://movie.walkerplus.com/mv4399/
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
恥ずかしながら、判決が多数決で決まるとは存じ上げませんでした。
日本の所々に、様々な問題が残されていると感じております。