進藤 奈邦子 氏
- 2008.12.10
- 日々のつれづれ
現在、スイス、ジュネーブのWHO (世界保健機関) にて活躍されている進藤奈邦子さんは、私の大学時代の同級生です。
12月7日、14日とTBS 「夢の扉」で彼女の活躍が放送されます。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi/
彼女は、学生時代から優秀、プラス、男勝りの勝気な強い性格で、一目置かれる存在でした。
そして、現在はWHOで活躍すると同時に、二児の母としても頑張られている、スーパー・ウーマンです。
しかし、この活躍につながるまでに、いくつもの大きな障害が彼女の前に立ちはだかりました。
彼女が高校2年の時、最愛の弟が脳腫瘍を患い、他界します。
弟さんの最期の言葉が
「医師になり、僕と同じように苦しんでいる人たちに、僕の代りに明日があるよって言って欲しい」
だったそうです。
弟の言葉を胸に刻み、東京慈恵会医科大学に入学、学生時代から「脳神経外科入局」を公言してきました。
卒業後、実際に脳神経外科に入局され、頑張られていましたが、女性が働く環境が整ってない事など、大きなストレスが積み重なり、精神的にも肉体的にも、追い詰められ、脳神経外科から内科に移りました。
そして内科に移ってからの彼女の活躍は、非常に凄まじいものがありました。それが、現在の進藤さんにつながっています。
いくつもの苦悩を乗り越え、世界的な医師として、それから母として活躍されている進藤さん、改めて尊敬の念を強くしています。進藤さんの活躍は多くの女性にも勇気を与えるのではないかと思います。同級生の活躍、非常に誇りに思うと同時に、益々の御活躍を期待します。
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