富士山と三保の松原
- 2013.06.22
- 日々のつれづれ

富士山に続いて、三保の松原も世界遺産登録決定!
とても嬉しく思います。
私は平成4年から2年弱、静岡県の富士市立中央病院に勤務していたので、富士山、そして三保の松原には、何度か行きました。
特に三保の松原は、羽衣伝説でも有名な場所で、伝説とは言え、天女が羽衣をかけたと言われている「羽衣の松」、そして近くの神社に保存されている羽衣の切れ端の存在は、とても神秘的でした。
伝説と言えば、富士市は、かぐや姫の町とも言われており、富士市比奈にある『竹採公園』には、かぐや姫が生まれたとされる竹採塚があります。
有名な竹取物語は、姫が月に帰りますが、富士市に伝わる竹取物語は、富士山に帰ります。
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/hp/menu000003200/hpg000003129.htm
かぐや姫が生まれたとされる竹を眺め、とても神秘を感じたのを思い出します。
高橋浩一 先生
富士山の三保の松原の世界文化遺産登録、本当によかったと思います。
文化遺産ですから、「登って終わり」「見て終わり」ではいけないと思います。そこが自然遺産と違うところです。
富士山の文化的価値は何なのか、浅間神社をはじめ、富士山信仰などについても、知っていく責務が、私たち日本人に生じたのだと思っています。
授業でも扱っていきたいと考えています。
同じく、三保の松原に関しても、今回は、「文化的価値」が大切です。
マスコミは、景観ばかり取り上げて、文化的価値に触れない…どうしたことでしょう…と思います。
高橋先生の解説をマスコミに投書したいぐらいです。笑
私は、今回の決定の過程をみていて、とくに「根回しの大切さ」を感じました。決定的に不利と思われていた三保の松原も採択されたこと…
委員たちは、「ミホノマツバラ」と満足に発音もできなかったわけですから、知らなかった方も大勢いらっしゃって、それを近藤長官はじめ日本のスタッフが、逆転採択に追い込んだのだと思います。
この辺は、脳脊髄液減少症の保険適用も、大いに学ぶべきと感じています。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
御指摘の通り、文化的価値が重要ですよね!
富士山、三保の松原に関する神話が世界に広がれば良いと思います。