ノーベル医学生理学賞 2012.10.09 日々のつれづれ 京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授、ノーベル医学生理学賞おめでとうございます。期待されていて、そして実際に期待に応えてしまう! 凄いです! 再生医療、現在、不治と考えられている疾患の治療など発展性が期待されます。 ちなみに山中教授は、日本人のノーベル賞学者で、初めての医学部出身者です。(利根川進氏は京大理学部) 前の記事 脳科学より心理学 2012.10.09 次の記事 今から 2012.10.17
初めましてウェブを見て回ってましたら見つけました。
そこで質問をさせて頂きたいのですが現在、C病院に掛かっておりますが脳脊髄液減少症を疑われていますがEBPを行う予定になっております。
そして保険会社がその事実を認め無いようとしています。
どうしたら認めて頂けるのでしょうか?
弁護士も間に入って交渉をしておりますが本当につらい現状です。
先生にもアドバイスがあるかどうかお尋ねしたいのですが宜しくお願い致します
車好き様
コメントありがとうございます。
交通事故後の問題は、脳脊髄液減少症が医学的な問題だけにとどまらず、社会的な問題になっている所以です。
本当に難しい問題で、私自身も頭を抱えております。
高橋浩一 先生
iPS細胞は、脊髄損傷や網膜復元で、実用化に近いそうですね。
早く臨床に役立つようになってほしいです。
しかし、一方では、また、理科的な問題に社会科的な問題が絡んで、ややこしいことになっているようです。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221012006.html
主役は、あくまでも患者であるべきで、患者本位の医療をお願いしたいです。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
本当ですよね!
以前、慶応大学の岡野教授にiPS細胞の臨床応用について御教授頂き、将来の医療に強い光を感じた想いでした。
同時に、これに関わる倫理やビジネスなどのも大きな問題にならなければよいな~とも感じました。
初めまして。
高橋先生の病院がもう少し近ければ、受診させていただきたいところですが、あいにく遠く、今どこにも相談できるところがなく悩んでおります。コメント欄に書かせていただくことをお許しください。
四月に子どもが事故に遭い、脳外科を受診しておりましたが「じっとしているから頭痛が起こる。動きなさい」と何度受診してもそう診断されており、運動をしたり、雨が降る前など頭痛を訴え続けるので、これはおかしいと思いHPをいろいろと読んでいたところ先生のHPを知りました。
症状があまりにぴったりだったので「脳脊髄液減少症」を疑い、府のホームページに載っている病院を七月に受診いたしました。そのときに担当してくださった先生も「脳脊髄液減少症」かもと診断され、取り合えず、一か月間安静にと指示がありました。通学しておりましたので完全に安静な状態はできませんでしたが、夏休みに入ってからは安静にすることができ(3週間ほど)頭痛も起こらなくなっておりました。八月中旬に受診し、頭痛が起こらなくなったことを先生にお伝えすると「やはり脳脊髄液減少症ですね。」とはおっしゃったものの、「今後は自分で頭が痛くならないように調整して過ごして、何かあればきてください」とおっしゃり、次回の受診は未定です。先生自身も「この病気の専門医はこの辺にはいないんだよね。」とおっしゃっていました。(8月には府のホームページからこの病院は削除されておりました。)
子どもの症状はというと、高橋先生の書かれている内容をいろいろと参考にさせていただいたおかげで、水分を取り、安静に過ごすとあの頭痛が嘘のように今は外で遊ぶことができるようになるまで回復しました。(2009年9月のブログに書かれている、低学年の男の子の記事は我が家に勇気を与えてくれました。)ただ、時々、頭痛が起こるようです。これが「脳脊髄減少症」からくるものなのか、他の要因からくるものなのか判断できず、まだ漏れているかも…と思うと不安です。激しい運動や重い荷物を持つともし治っていても再発するとも知り、これからどのようにすればいいのかずっと悩んでおります。もしよければお教え願います。
悩める母様
コメントありがとうございます。
経過、症状から脳脊髄液減少症が疑われます。
ただし安静+水分補給で回復する症例も少なくないので、お子様もそのうちの一例と思います。
ちなみに脳脊髄液減少症の頭痛は連日性の事が圧倒的に多いです。
御回復を心よりお祈り申し上げます。
悩める母さんのコメントを拝見して、私も息子が今までにない不調でどうすればと毎日そう?違う?と頭を悩ませている日々です。
かかっている総合病院の小児科の先生はとても親切で丁寧に見てくださいますが、脳脊髄液減少症は造影剤を入れたMRIではっきりと表れるもので、MRIを見る限り息子はあてはまらないだろうと・・・成長期のものではと・・・
でも5月に部活中に友達と衝突し転倒して、足を捻挫、数日後から吐き気めまい頭痛、便秘下痢。ロキソニンが全く効かず、自律神経の薬も効かず、めまいには動いた方が効果的と歩かせると、青ざめていき、学校にも、先生にお願いして(動いた方がいいと)無理に通うとだいたい3日目の昼には「本人がんばって大丈夫といってますが、真っ青です。限界です。お迎えおねがいできますか?」と職場に保健室の先生から連絡がくるという具合で・・・
最近は学校に行けてません。
最近まで脳脊髄液減少症の存在を知らず衝突転倒も捻挫だけを受診しめまいや頭痛吐き気とは結びつけていませんでしたが・・・
CT、MRI、脳波、血液、内臓CT、大腸内視鏡、胃カメラ、耳鼻科、眼科すべて異常なし、
主治医の先生も少し調べてはくださったようですが市内にMRI以上の検査をする病院はないのでは?(県のHPにのっている病院の先生も同じような意見ではと(MRIにはっきりでるものですと)実際詳しく検査診断のできる専門医の先生はいない・・・?)
やはり、専門医の先生は少ないのでしょうか?
寝転んでいるといつもより元気はないけれどわりと普通にみえるのですが、とにかく今までに経験したことのないだるさだと・・・
どうせ休むのならと、ここ2週間ほど水分を1日2リットル以上飲ませて安静にさせてみてます。安静にしていれば普通に起きてる時よりは少しは楽だけど、起き上れば同じ・・・よくなってはないようです・・・
同じように悩まれている方がたくさんいる様ですね。
やはり悩んでる間に、行動すべきでしょうか?
さき様
コメントありがとうございます。
メールのみでの判断には限界がありますが、経過、症状からは脳脊髄液減少症が疑われます。
ちなみに小生の15歳以下の症例では、半数以上がMRIでは異常を認めません。
造影MRIでびまん性硬膜造影を示した症例は1例のみです。
御参考頂けたら幸いです。
高橋先生
山中伸弥教授のノーベル賞、本当に嬉しいですね!
実用化される日が楽しみです。
また、日本人の受賞ではないですが、ノーベル化学賞も、「Gタンパク質共役型受容体」という医薬品開発に繋がる分野での受賞で、こちらも喜ばしいです。
高橋先生
日本脳神経外科学会、先生の発表は明日(17日)ですよね!
遠くから応援しております。
頑張ってくださ~い。
8様
コメント、そして応援ありがとうございます。
臨床応用への過程、研究を勉強すると、もの凄い!と感じてしまいます。
ノーベル賞もiPS細胞の研究も、雲の上の存在です。
臨床応用の実用化は、本当に期待です!
ありがとうございます。(^^)
高橋先生
「ノーベル賞もiPS細胞の研究も、雲の上の存在です。」と先生はおっしゃいますが、脳脊髄液減少症治療の第一線でご活躍されている高橋先生や他の先生方も崇高な存在です!
先生方の大変なご苦労の上に、現在の脳脊髄液減少症の認知度向上があり、大勢の救われた方々がいるのだと思います。
それにしても・・・いつか、iPS細胞の研究が、脳脊髄液減少症でブラッドパッチを何度行なっても硬膜の破れが塞がらないというような方々(そのようなこともあるのですよね?)の治療に活かされる日が来ることを願ってしまう私です。
さらには欲張って、「治療さえすれば脳脊髄液減少症はすぐに治る病気」となる日が来ることも願ってしまいます。
とにかく、iPS細胞は医療の大きな発展の可能性を秘めていて、とてもワクワクします。
8様
コメントありがとうございます。
iPS細胞は、本当に発展性が高い研究です。
脳脊髄液減少症に関しては、まず、脳脊髄液に関する研究をもっと進めなくてはいけないと考えています。
iPSとまではいかなくても、脳脊髄液の循環や生理学などに関する事に興味を示して、凄い研究をして下さる三浦先生のような方々の仕事を期待しています。