脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

四国化成

四国化成

先日伺わせて頂いた寿庵

料理はもちろん、店の内装からも健康を!という考えが今後の医療に重要ではと思い、寿庵の内装に使用されている、「けいそう土」で有名な四国化成で講習を受けさせて頂きました。

現在の日本の内装は、合成樹脂を使用した「クロス」という素材が多い中、四国化成は、日本伝統の土塗という内装に注目しました。

従来の土塗は、労力やコストがかかるという欠点がありますが、けいそう土を使用した内装は、この点を補います。

この、けいそう土には、
① 温度、湿度の高い調節性 -省エネにつながる-
② ホルムアルデヒドやアンモニアなど有害物質の吸着・分解
③ 臭いの吸着
④ 高い質感・デザインを可能にする
⑤ 自然素材を使用している
⑥ 有害成分を含まない
⑦ 強い耐久性
などの特性があります。

実際にクロスに比べ、けいそう土を使用した場合、シックハウスの原因であるホルムアルデヒドや悪臭の原因となるアンモニア、有害なトルエンなど吸着効果が高いという研究データも示して頂きました。

また、けいそう土を使用した家では、アトピーの軽症化、黒カビが発生しないなどといった効果が認められています。

それから朝の目覚めが良くなった!という声も良く聴かれるそうです。

さらに講習では、病室の内装に、けいそう土を使用している香川県内の病院も見学させて頂きました。

けいそう土を使用した病室は、「病室の臭い」が無く、黒カビなどが発生しないため、清潔感が漂っていました。

また空気自体も、清い感じで、アトピーが減るという事もうなずける気がしました。

医学・健康において環境が重要とは分かっていましたが、正直、深く考えた事はありませんでした。

今回の四国化成での講習では、この点に目を向けさせて頂き、非常に有意義であったと感じております。

今後につなげていきたいと思います。