東大野球部
5月3日は、神宮球場に東京六大学野球を観に行きました。
学生野球の観戦も昔から好きで、よく観戦します。
東京六大学リーグの東大以外は、いわゆる野球エリートが多く入部します。それに対し東大は、もちろん難しい入試を超えないといけませんから、野球エリートが入部する事は少ないです。
部員の名簿を見ても、東大野球部員の出身高校は、開成、麻布、灘などです。他校をみるとPL学園など甲子園常連校出身が散見され、部員の出身校を見るだけで、実力差が覗えます。
しかしこの東京六大学リーグ、果敢に戦う東大野球部、そしてどんなに大差で負けていても、「絶対勝つぞ!」との姿勢を崩さない応援団の姿勢に感動します。
毎回のように得点される一方的な展開でしたが、途中から安原崇哲投手が登板しました。
この安原投手は、2回を無失点に抑えました。安原投手は医学部で勉強されているそうで、東大野球部としては20年ぶりだそうです。まさに、文武両立を絵に描いたような方と思います。
以前、東大野球部からロッテに入団し、現在福岡ソフトバンクマーケティングの取締役として活躍中の小林至氏とは、一度、ちょっとした仕事をさせて頂いた事がありますが、野球エリートに絶対負けないという強い気持ちで練習、試合に臨んでいたそうです。
厳しい闘いが続きますが、頑張って頂きたいと思います。
高橋浩一 先生
偶然です。
私も六大学は、直接の関係者?なので、年に数回行きます。もしかしたら、どこかでお会いしているかも…笑
私の学生時代は、あの江川投手が六大学にいたときでしたから、平日でも、観客はたくさんいました。きっと、みんな、講義のほうは遠慮して…汗。今の斉藤投手も同じ現象でしょう。
で、47勝した江川でさえ、東大に負けたこともあるのです。たしかに、東大の選手は、高校の時、「野球だけ」やっていたわけではないと思います。でも、勉学の傍ら、あれだけ、甲子園組と勝負になるというということは…勉強に負けないぐらい、野球に打ち込まないと、あそこまで行かないのではないかと思います。
彼らの何人かと話したことがありますが、半端なプロの選手がきいたらびっくりするくらい「野球命」です。そういう意味での、野球への打ち込み方や思い入れは、恵まれた環境で他のことを考えないで野球だけやっていればいい連中より、彼らの方がずっと上かも、と思うのです。
ちなみに、東大は、いくら負けても、東都大学リーグのように「降格」がありません。これは、東大が六大学に加盟するときに、「降格はしないで良いようにするから」という盟約のおかげです。六大学が固定されているところに、東都大学リーグとは、また違うおもしろさがありますよね。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
六大学の関係者でしたか・・・!幅広く活躍されていますね!
江川が東大に負けた時は、偏差値コンプレックスなどいろいろと叩かれましたね。また、江川が受ける大学を落ちるたびに何らかの報道がされて、なんだかかわいそうな気もしていました。
話は横にそれましたが、本当に東大の選手達は本気で、野球エリートに勝とうと頑張られているのは、実際に元東大野球部の方々から伺いました。それでもなかなか勝てない為、応援団には頭が上がらないそうです。
それでも、東京六大学リーグは他リーグに比べ、恵まれていると思います。
高橋浩一 先生
六大学野球は、原則土・日ですからね。東都は、一部でもウイークデーだし、二部以以降は、さらに第二球場だったり、各大学のグランドだったりしていますし…。応援団がない大学も多いです。
しかし、今日のパリーグの隆盛にみるように、周囲が熱烈にもり立てる、ということがあれば、必ず隆盛をみます。
実は、学生時代に六大学野球の応援団の吹奏楽にエキストラを頼まれて、吹いたことがあります。校歌を楽譜を見て吹いていたら、団長に、怒られたの怒られないの…応援団は、試合前に神宮の外壁の周りをランニングします。下手な運動部なら、負けてしまいますよ…笑。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
応援団の吹奏楽の方、音楽に合わせ、右向いたり、左向いたり、特に得点シーンでは、早いテンポに合わせて動いたりと、非常に体力がいるなーと思って見ていました。お疲れ様でした。
応援団が神宮外苑の周囲を走っているのはよく見かけました。大声出したり、大変ですね。
そこが、学生野球を面白くしている点と思います。
高橋先生
初めて先生のブログにお邪魔します。
元東大応援部バトントワラーズ(途中改名チアリーダーズ)&元東大病院整形外科看護師です。
海外在住なのを良い理由(言い訳?)として、恥ずかしながら暫く神宮に足を運んでいません。
他の国に住む友人とスカイプで東大応援部の話になり、急に懐かしさがこみ上げ、沢山のウェブ&ブログを読ませて頂きました。
東大野球部が70連敗をストップさせた’91年からの4年間(最後の年は病院で働きながら応援部を続けさせてもらいました)は、人生最大の糧です。
野球部をひたすら応援したあの頃のひたむきな気持ちを思い出すと、今でも涙が出ますね。あの純粋さはどこに行ったのかしら〜。とにかく東大野球部の大ファンで(同期とは今でも連絡をとってます)、試合翌日のスポーツ新聞を買いあさってスクラップを集めたものです。
しばらくぶりに神宮に行きたくなりました。この秋、日本に帰ろうかなー。
I’alba 様
コメントありがとうございます。
東大のバトントワラーズですか!91年頃の東大バトントワラーズは部員自体が少なかった思い出があります。
東大の
T. O. K. Y. O の5枚のパネルを掲げるバトントワラーズが4人しかいなくて、5枚目のパネルを学ランをきた男子応援部員が掲げていたのが印象に残っています。
知人に「東大を優勝させよう!」の会の役職の方がいますが、今も非常に熱いです。
神宮球場は、山王病院そばにありますので、また熱く応援してきたいと思います。
東大野球部の人はほんと文武両道ですごいです。これからの日本を引っ張っていってほしいです。
ところで、慶応義塾大理工学部の福谷浩司さんがドラフト1位でドラゴンズに指名されましたね。文武両道ですごいなぁーと思いました。
ところで、大学ゴルフ界にも文武両道でがんばり、プロで戦える選手が出てきたので、紹介します。
まず、高野隆さんという選手です。彼は、東京大学法学部4年です。新潟県出身で、中、高校時代には日本ジュニアゴルフ選手権競技に4回出場し、文武両道で頑張り 、東大法学部に合格した。日本学生ゴルフ選手権競技には3回出場し、朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権には4年連続出場し、最高6位に食い込む活躍を見せた。さらに、厳しい予選を勝ち抜いて、日本アマチュアゴルフ選手権競技に出場したスーパー文武両道ゴルファーです。
次に、辻田晴也さんです。彼は和歌山県立医科大学の1年です。中学時代には大阪府ジュニアゴルフ選手権2位、関西中学校ゴルフ選手権4位、全国中学校ゴルフ選手権で24位に入った男です。高校は天王寺高校に進学し、さらに高校時代には全国高等学校ゴルフ選手権に3回出場し、関西高等学校ゴルフ選手権では最高2位になるなどの活躍をしてきた男です。大学は和歌山県立医科大学に進学し、六大学交流戦では3アンダー69で回り、2位に13差をつけ圧勝し、西日本医科学生総合体育大会では2打差で敗れ2位、西日本医歯薬新人戦では2アンダー70で回るものの、マッチングスコアカード方式で2位となった。将来は医者兼プロゴルファーになるでしょう。
最近の若い選手は、強豪私立高校、大学に進学してからプロになる選手が多いだけに、この人たちは異色ですね。楽しみです。
ゴルフ界も野球界に負けずに、将来は文武両道プロゴルファーが誕生するでしょう
東大野球部様
貴重な情報、ありがとうございます。
私自身、情報頂いた方々の足元にも及びませんが、「文武両立」という言葉に非常な魅力を感じて学生生活を過ごしました。
現在、勉強だけでなく運動や音楽などの分野でも頑張ってきた経験は私にとって非常な財産です。
話はそれましたが、野球エリートに向かって闘っている東大野球部を応援しています。