脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

息吹

息吹

福島の子ども達から、とてつもない感銘を受けました!
今も思いだすだけで鳥肌が立つ想いです。

先日、福島県の南会津の小中高生が演じる、ふるさとの未来へ繋ぐ命の道しるべ「息吹」を観てきました。

http://www.minamiaizu.jp/ibuki.html

この「息吹」は、300年前の南会津での出来事、「南山御蔵入騒動」

http://www.jice.or.jp/archives/201009210.html

を、風化させるのでなく、郷土の歴史を知り、自分の生まれた地域に誇りを持つ事を目的に構成されているそうです。

南会津地方は、東日本大震災、特に風評による被害が非常に大きく、今でも、想像できない苦労や苦悩があると思います。

にもかかわらず地元の方々は「福島は負けない!」を合言葉に復興に努められています。

泣いているだけでは前に進まない!
子どもから元気を出していかないと!

といった気持ち、というより魂が、この公演には強くこめられていました。

一つ一つの言葉、動作、演技に、心から感動しました。

公演を演じ終わった後の、鳴りやまぬ大きな拍手の中、何人もの子ども達が涙を流していました。

様々な想いがあったと思います。

特に悪代官を演じていた方、公演中は農民を懲らしめる役で、「なんてひどい事をするのだ!」と、一時は、むかつきましたが(それだけ迫真の演技だったと感じました。)、公演後に号泣されている姿、今思い出すだけで私も涙してしまいます。

福島から元気と感動を頂き、本当に感謝です。ありがとうございました。

復興に向け、まだまだ多くの御苦労があると思いますが、会津の人間は強い!

益々の復興を心よりお祈り申し上げます。