総合診療科
- 2010.09.07
- 日々のつれづれ

TBSテレビの、東山紀之さん主演、「GM~踊れドクター」を、ほとんど毎週、拝見させて頂いています。
http://www.tbs.co.jp/GM-odore/
一見、精神疾患と思われる方でも、問診や検査を重ねて、精神疾患でない病気の存在を診断する!
このドラマのような、本来は〇〇病なのが、精神疾患と診断されている症例は、決して少なくないのではないかと思います。
そのような方々のために、総合診療科の存在は重要と感じています。
また山王病院脳神経外科には、様々な病院で異常ない、もしくは精神的と診断されている体調不良の方々が多く受診されるため、私自身も、非常に勉強になります。
しかし、このドラマ、特に東山さん以外の総合診療科の医師は、落ちこぼれ医師の設定になっており、言動一つ一つが笑えます!
過呼吸発作の時に、ビニール袋を口と鼻ににあてたら窒息しちゃうよ~!
高橋浩一 先生
「総合診療科」については、以前にも書き込ませていただきました。
https://takahashik.com/csf/post-5014/
その折に、「脳神経外科も、総合診療科的役割を果たす部分がある。」という高橋先生のお話でした。
過呼吸に、「紙」袋は、学校でも、応急処置として使います。
実際に「二酸化炭素を吸う。」という医学的根拠もさることながら、「私は、今、面倒を見てもらっている。」という「精神的な安定感の回復」のような効果が大きいと感じています。
総合診療科は、患者の「病院への水先案内」であり、実際の治療は他科にまわされることになる場合も多いと思います。
しかし、総合診療科があることが、「患者の大きな安心感、ひいては、病気を自己の身体からの自発的に快癒させる=メンタル強化のひとつ」につながるのではないかと思います。
上のコメントは、私が書き込んだものです。特に「匿名」に意味はありません。失礼しました。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
御指摘の通り治療には、精神的なケアも含まれていると考えています。
私自身、まだまだその点で未熟さを自覚しており、メンタルのトレーニングや心理学の勉強を積んでいかないといけないと思っています。
久しぶりにじっくり読ませていただきました。忙しい毎日の中でこんなに時間をかけてブログを読みふけったのは、久々です。
どの日記も、自分が進もうとしている道に真っすぐ純粋で、読んでいると勇気をもらえます。また、医学の道をどんなに深めていっても、人の心と離さずに考えられるところもとても素敵です。
ところでまだ、日本ハムのファンだったんですね。もう10年以上前に、同じ新宿の飲み屋さんでTVに出ている君を見たような気がしますよ。確かあの時、日本ハムが優勝したんだったかな・・・?
ところで、先日のお手紙にありがとうどざいました。Mくんに会ったんですね。私も天にも昇る感動をしたいのでぜひ会わせてください。うふふ
では、また近いうちに会いましょう。
私はもっと頻繁にここへ見に来ることにします。
お体に気をつけて・・・・
あやこ先生
コメントありがとうございます。
先生がいなければ、今の自分はなかったと思う程、感謝しています。
バドミントンや陸上で優勝した時、高校、大学で希望の学校に入学できた時、常に思い上がらないよう厳しい御言葉を頂いた事を覚えています。
医師になっても、厳しい御助言の連続でしたが、唯一、「私は脳脊髄液減少症の治療を行っている!」という答えに初めて「良い仕事をしているな!」と褒めて頂いた事が大きな支えになっています。
今後とも御指導よろしくお願いします。