世界で一番 いのちの短い国
- 2010.06.27
- 日々のつれづれ

シエラレオネという国を御存知でしょうか?
西アフリカにあり、平均寿命が35歳、乳児死亡率が25%など、世界で最も医療水準が低い国です。
この国に、国境なき医師団として派遣した日本人医師に、私の東京慈恵会医科大学の同級生、山本敏晴先生がいます。
先日の同窓会で久しぶりに会い、貴重な御話を伺いました。
そして彼の処女作、
「世界で一番いのちの短い国 シエラレオネの国境なき医師団」
を、拝読させて頂きました。
内戦が絶えず、子どもが戦場にかり出され、医療のみならず、環境、衛生状況も悪く、飢餓が耐えない国に、国境なき医師団としてなぜ、派遣を決意されたのか・・・
そこには自己満足で終わらず、強者が弱者に押し付けるのではなく、地元の文化、歴史を尊重しながら医療を提供し、医療水準を上げ、自分が引き上げた後にも、持続していく!
到底私には、できない事です。
飽食と言われている日本がある一方、シエラレオネのような国々があります。
深く考えなくてはいけない問題を提示頂いた思いです。
NPO法人「宇宙船地球号」を立ち上げ、国際レベルで活動をされている山本先生に敬意を表すとともに、益々の御活躍を応援させて頂きたいと思います。
高橋浩一 先生
シエラレオネの話は、世界最長寿国たる日本の話をするときに、よく授業で引き合いに出します。
なぜ。そのような短命になっているのか…。
われわれ先進工国の、発展途上国に対する功罪を語ることを忘れてはいけないと思っています。
「国境なき医師団」の活動には、日ごろより敬服しております。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
>われわれ先進工国の、発展途上国に対する功罪を語ることを忘れてはいけないと思っています。
先日、山本先生も、上記の事を述べられていました。
そういった状況を踏まえての活動、敬服します。