た・か・く・ら
- 2009.08.28
- 日々のつれづれ
嘉門 達夫氏著「た・か・く・ら」を先日拝読させて頂きました。
http://www.fusosha.co.jp/book/2007/05538.php
嘉門氏の小学時代からの友人、高倉氏からある日、
「たつお~?」
「肺がんって言われてん・・・・・。余命三ヶ月やて・・・・・」
という電話が入りました。
それに対し、嘉門氏は
「んー・・・・・そーかー・・・・・ほなー、何するぅ?」
「何しよ?何して遊ぼー?」
ここから、末期肺がんの高倉氏と、嘉門氏、それから周囲の友人が広げるドラマが繰り広げられます。
笑いの中に、感動と涙があり、それから嘉門氏の優しさが伝わってきました。
心に響く書で、チャップリンの後期の映画を彷彿させます。
嘉門達夫氏は、15年ほど前に一度、コンサートを観に行ってから、あの面白い歌詞、曲調に感動し、それ以来のファンでした。
笑う事で元気を頂き、ある意味、天才と思っています。
さらに私の学生時代からの友人が嘉門氏と結婚されました。
先日、嘉門氏のディナーショーに行き、15年ぶりに生演奏を観ましたが、相変わらず笑わせて頂きました。
以前から、嘉門氏の歌には笑いの裏に、人情が見え隠れしていると何気なく感じていましたが、「た・か・く・ら」を拝読させて頂き、理由がおぼろげながら判った気がします。
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高橋浩一 先生
嘉門達夫さんの歌が時々、「お昼の放送」でかかります。
そうすると、給食を食べている生徒が、一斉に吹き出し、
ちっょと汚いことになります。
この光景を高橋先生にも見ていただきたいものです。笑
その曲をかけている放送委員に訊くと、「父のCDを借りてきた」とのこと。
「おやぢウケ」する歌詞なのは、間違いないです!
高橋浩一 先生
高橋先生が、よく読書の話をされるので、私も触発されて?
継続的に読書が出来ています。「率先垂範」ありがとうございます。
で、J・アタリ著「21世紀の歴史」を読み終わりました。
社会科学の本の350ページはひさしぶりでした。
それも、吉村さんや野田さんの本と平行しながらだったのですが、最後まで、大変興味深く読むことが出来ました。
今回の「金融危機」を見事に言い当てている洞察力からすると、日本にとっては、必ずしも好ましくない結末が書かれていると思います。
ネタバレになってしまうので、内容については触れません。でも、日本の進むべき方向性がしっかりと示されています。
そしてそれは、私が携わっている教育の分野にも、高橋先生が携わっている医療の分野にも、深く関係しています。
今回は、読むことを「お勧めする」のではなく、誠に僭越ながら、高橋先生も「読むべき」著書と考えます。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
嘉門さんの歌、子供達の世代にもうけているのですね!
以前、嘉門さんのコンサートを見に行ったときに、笑いと感動で涙が止まりませんでした。