脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

医療問題

医療問題

近年、医療をめぐる状況が厳しくなり、「医療崩壊」しつつあります。
このためには医療従事者、そして医療を受ける側の双方、理解を深め合う事が重要と思います。

以前と比較すると、少しずつ歩み寄りがあると思いますが、まだまだ両者の考えのギャップがあると思います。

先日、野田一成氏著書「医師の言い分」を拝読しました。

http://www.chukei.co.jp/cgi-bin/books/detail.rb?o_id=3282

 野田氏は、NHK記者を数年務めた後、医師になられました。つまり、記者としてのマインドと医師としてのマインドを併せ持つ貴重な方です。

医療従事者、そして医療を受ける側の両方の立場を経験の上、物を語っていますので、非常に説得力があります。

著書では医療上の問題点を具体的にあげ、これを医療従事者はもちろん医療を受ける方々も認識する事の重要性を述べています。同時に医療従事者も変わるべきと指摘され、私自身も非常に勉強になりました。

医療問題に関する本は、何冊か読んできましたが、今までで一番共感しました。 多くの方々に読んで頂きたい本です。