最高のシナリオ

最悪の事態を想定して対策を考えることは重要ですが、最高のシナリオを想定しても良いのではないでしょうか？

コロナウイルスの特性や、過去の感染の歴史からの考察で、あくまで私見です。

今後の新型コロナの経過の最高のシナリオは、

「今後、自粛を解除し、経済活動を徐々に再開しながらも、新規感染者がでない。そして第2波もこない。」

です。

最高のシナリオが考えられる理由として

コロナウイルスは　冬に流行し、春には終息する風邪のウイルスとして、以前より知られていました。高温、多湿に弱いと言われています。

　過去に、コロナウイルス感染症で大きな問題となったのは、SARSとMERSです。

　SARSはコウモリ由来のコロナウイルスが原因で、2002年秋から2003年夏まで流行しましたが、2003年夏に、封じ込みにより感染制御と言われています。

　収束宣言後、実験室での感染例などでの特殊な環境下での感染者報告例はありますが、大きな流行の再燃は認められていません。

MERSは、ラクダ由来のコロナウイルスが原因2012年から2019年11月現在、2,500例ほどの感染報告があります。

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MERSは現在も患者が断続的に報告されていますが、冬に流行のピークがあります。

集団免疫、治療薬、ワクチンは重要であることは間違いありませんが、MERSが冬にピークを迎える、SARSが夏に終息したことには、自然現象が関与している可能性は無視できません。

最高のシナリオ通りにならずに、数ヶ月後に再び感染ピークがきても、ワクチンの早期実用、アビガン、レムデシビルなどの治療薬で押さえ込むことで、新型コロナがインフルエンザと似たような対応になり、再び、以前の暮らしが可能になるのではと、希望を込めて考えています。

一日も早い満員の劇場でのエンターテイメント観劇、満員のドーム球場での野球観戦、そして、多くの友人との乾杯の実現を祈って！