野口 英世
- 2021.09.26
- 日々のつれづれ
先日、NHK、「フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿」にて「科学者 野口英世」が取り上げられました。
「科学者 野口英世」 – フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿 – NHK
千円札にも描かれ、上野公園にも銅像がある程の偉い先生というイメージでしたので、
「なぜ野口は間違ったのか?」
にはじまった番組に、 非常に驚きの連続でした。
光学顕微鏡しかなかった時代の野口先生の発見の多くは、後に電子顕微鏡の出現など、科学の進歩により否定され、現在では野口先生の業績としては、梅毒病原体を進行性麻痺患者の脳内に発見した事と、脊髄癆患者の脊髄に発見したことのみと言われています。
しかし、アメリカ医学界では野口先生を「実験マシーン」と言うほどの、忍耐強い研究姿勢は、私には決して真似ができません。
明治、大正時代の感染症研究においては、尊敬すべき業績ではないのかと思っております。
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