脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

たっとい夢 その3

たっとい夢 その3

TAKASHIが西中に入学してきたのは、私が中学3年の時であった。

姉とは異なり、おとなしい性格で、西中では、陸上部に入部してくれた。

学年が違うので、練習で一緒に走ることは少なかったものの、駅伝本番の時は、レギュラーであった私の付人を買ってでてくれた。

アップに付き添ってくれて、「そんなに気を遣わなくて良いよ!」と言っても、何でも手伝ってくれた。

アップが終わり、私が脱ぎ捨てたウインドブレーカー、ジャージを拾い上げ、

「頑張って下さい!」

と応援の声をかけてくれ、レース前の緊張を和ませてくれた。

愛しい後輩だ。

続く