たっとい夢 その3
- 2022.11.26
- 日々のつれづれ
TAKASHIが西中に入学してきたのは、私が中学3年の時であった。
姉とは異なり、おとなしい性格で、西中では、陸上部に入部してくれた。
学年が違うので、練習で一緒に走ることは少なかったものの、駅伝本番の時は、レギュラーであった私の付人を買ってでてくれた。
アップに付き添ってくれて、「そんなに気を遣わなくて良いよ!」と言っても、何でも手伝ってくれた。
アップが終わり、私が脱ぎ捨てたウインドブレーカー、ジャージを拾い上げ、
「頑張って下さい!」
と応援の声をかけてくれ、レース前の緊張を和ませてくれた。
愛しい後輩だ。
続く
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