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迷走神経反射

迷走神経反射

迷走神経反射とは、ストレスや強い痛み、疲労、長時間の立位保持などによって副交感神経が活発になることで、血圧の低下や脈拍の減少などを生じる病態です。

一時的に脳への血流が落ち、失神(気を失う)や気分不快、血の気が引くような感じといった症状の原因となります。 

失神発作の原因として一番多いと言われています。

ただし失神発作を生じた場合には、不整脈や低血圧、脳虚血、てんかん、低血糖などを鑑別にすべきです。