緊張について
- 2017.05.27
- メンタルトレーニング
先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会
緊張について、興味深い話がありました。
緊張は、良いものでしょうか?悪いものでしょうか?
私は、緊張は、大切と考えています。 緊張感なしには、事はなしえません。
問題は緊張によって、良いパフォーマンスにつなげられるのか、パフォーマンスが低下するのかです。
適度な緊張は、理想的心理状態を作り得ます。
一方、過度な緊張は、上手く力を発揮できません。
研究会では、良いパフォーマンスが得られない原因について、
処理資源不足理論:意識の資源が運動とは無関連な情報に使われたため、つまり「運動以外のことに気をとられ」、運動に必要なワーキングメモリが不足し、運動が十分に意識されない現象
過剰な意識的制御理論:無意識的に行っている運動に対して、過剰に意識をして「過剰に動かしてしまう」ことが原因で、パフォーマンスが低下する、つまり、考え過ぎによる、上手く運動できなくなる現象 が、
紹介されました。
適度な緊張は、運動以外のことに気を取られず、また、考え過ぎず、良いパフォーマンス発揮につながります。 そのためにもメンタルトレーニングのスキルが重要になってきます。
次回の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会は、
6月23日(金)、青山学院大学青山キャンパス (JR渋谷駅下車徒歩10分 地下鉄表参道駅下車5分)
- 時間:18時ー21時です。
- 参加費:500円
詳細は以下を参照下さい。
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