子の活動をいかにサポートすべきか!
- 2015.09.26
- メンタルトレーニング
先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会
保護者として、子の活動をいかにサポートすべきか!?
興味深いお話しがありました。
子どもが
「テストで90点取ったよ!」
と、喜んで帰って来た時、どのような声かけをしますか?
想定される答えは大きく3通りです。
「どうして満点でないんだ!」「あと10点とれれば・・・」と怒る
「すご~い!、良かったね!」と結果を褒める
「良く頑張ったね!あの参考書、よく読破したじゃない!」 「最近、良く勉強していた努力が実ったね!」とプロセスを讃える
正解は、子どもの性格や、親の教育方針によって変わってくると思いますが、スポーツ心理学的においては、プロセスを重視する返事が重要と考えられています。
ちなみに高妻 容一教授著 「子どもの本番力を120%引き出す方法」
http://www.bookservice.jp/bs/ItemDetail?cmId=5836886
によると、
「本番力の低い子の親」にありがちな4パターンとして
- 勝ち負けにこだわりすぎる
- よその子と比較してしまう
- 子どもの欠点ばかりが目についてしまう
- 失敗を「人のせい、環境のせい」にする
が上げられています。
しっかり、子どもの良い点を評価して、その子の個性を重視して、前向きな考えを伸ばしていく!といった事が大切なのでしょう。
子育てって、正しいと思う判断が正解かどうか分かりにくいですし、悩みは尽きませんし、難しいと感じる事ばかりです。
でも基本姿勢としてメンタルトレーニングの考えは重要と改めて思いました。
本日も、非常に勉強になりました!
次回の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会は、 10月23日(金)、青山学院大学青山キャンパス (JR渋谷駅下車徒歩10分 地下鉄表参道駅下車5分)
- 時間:18時ー21時
- 参加費:500円
詳細は以下を参照下さい。
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高橋浩一 先生
「サポーターとしての親の役割」は、一応?専門分野ですので。笑
子どもを見るのが、専門の職業でしたので、かえって、「親の力の偉大さ」には、感心させられることばかりでした。
子どもの安定的な成長や社会的な成功に、なんといっても力を発揮するのは、親のサポートだと体感しています。
高妻先生のお言葉に付け足して、さらに、未来に向けて、「励ましのできる親」(ほめるのとは、ちょっと違います)が大切だと思います。
そこが、私の少しかじっているアドラー心理学の中心概念でもあります。
高妻先生の御著書、読ませていただきます。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
褒める事は大切ですが、根拠の乏しい褒めは、逆効果になりますから、「励まし」は良いと思います。
私も使わせて頂きます。