サイキング・アップの有効性について
- 2015.05.23
- メンタルトレーニング

先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会
「サイキング・アップの有効性について」と題して話をさせて頂きました。
サイキング・アップとは、気持ちを乗せて、やる気を高めるためのメンタルトレーニングにおける重要なスキルです。
実力を発揮するために必要な理想的な心理状態を作ることを目的 としており、心のウォーミング・アップとも言われているます。
メンタル強化をしている人は、難しい事を考えずに、反射的に気持ちを乗せられるます。
24時間を、常に前向きに使うのは重要だが難しいと思います。
一方、何らかのショックを受けた時は、24時間、常に落ち込んでしまうことがありがちです。
落ち込み状態の時に、一人サイキング・アップなどで、少しでもショックを忘れる時間を保てるかが重要かと思います。
どんな時でも、いかなる状況でも、反射的に気分がのる!嫌な事を忘れられる!というものがあれば、精神的ダメージを最小に食い止める事が可能になってくると思います。
研究会では、音楽で気持ちを高める!という意見が多く聞かれました。
サイキング・アップの詳細については

を参照頂けたら幸いです。
次回の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会は、
6月26日(金)、青山学院大学青山キャンパス (JR渋谷駅下車徒歩10分 地下鉄表参道駅下車5分)4号館2階420教室です。
- 時間:18時ー21時です。
- 参加費:500円
詳細は以下を参照下さい。
高橋浩一 先生
サイキングアップは、リラクゼーションの対極にあるものと考えてよろしいでしょうか?
もしそうなら、ドーパミンやノルアドレナリンの噴出?の活発化に注目する必要がありますね。
単なる「根性論」でない、科学的な考察が不可欠になってくると思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
御指摘の通りで、リラクゼーションと組み合わせる事で、気持ちをコントロールしていきます。
この効果については、ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミンなどの神経伝達物質を中心に考察し、述べさせて頂いています。