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競技特性を知ろう!

競技特性を知ろう!

先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会

競技能力を伸ばすために、また、試合に近い練習をするために、その競技特性を知る必要があるという話がありました。

先日は、サッカーについての話でした。

サッカーの競技特性には、

  • 試合中の走行距離が長い
  • 連続性と、中断がある
  • 攻守の区別が基本的にない、コンタクトスポーツである
  • セットプレーがある

などが上げられました。

こういった状況でいかにメンタルをコントロールするか!

これって、日常生活にも結構当てはまります。

たとえば教育一つにしても

  • 試合中の走行距離が長い → 教育は長帳場である

   いかに時間配分を考えていくのか!を考える

  • 連続性と、中断がある → 教育している時間としていない時間がある

   いわゆるoffの時間の使い方を考える

  • 攻守の区別が基本的にない、コンタクトスポーツである → 指導する側、指導される側が基本的に接触している

   ストレス下でのパフォーマンス、興奮し過ぎては能率が低下する

  • セットプレー

   これは主導権を持つ側が、好きなタイミングで好きな戦術を使えます。

自分が主導する側にあるのか、主導が相手にあるのか、これを考える事で、教育の幅が大きく広がるのではないかと思います。

セットプレーは、何らかのペナルティーが絡む場合が多く、主導する側はチャンス、相手に主導権がある場合はピンチになります。

教育を受ける側が、何らかのペナルティーを犯した場合は、通常以上の要求を求める事、いつもはなかなか言えない点を指摘する事が可能になり得ます。

この状況をいかに有効にするかで、その後の状況を好転できる可能性が広がります。

一方、自分がペナルティーを犯した場合は、立場逆転、どのように凌ぐのかが重要となるでしょう!

教育以外でも、完全に主導権が自分にある場合と、相手にある場合に遭遇します。そういった時々での対応をイメージしていくのも、有用かな!と感じました。


次回の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会は、 4月24日(金)、青山学院大学青山キャンパス (JR渋谷駅下車徒歩10分 地下鉄表参道駅下車5分)です。

  • 時間:18時ー21時です。
  • 参加費:500円

詳細は以下を参照下さい。

http://www.mental-tr.com/mental/

http://8324.teacup.com/mentaltr/bbs