競技特性を知ろう!
- 2015.01.25
- メンタルトレーニング

先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会
競技能力を伸ばすために、また、試合に近い練習をするために、その競技特性を知る必要があるという話がありました。
先日は、サッカーについての話でした。
サッカーの競技特性には、
- 試合中の走行距離が長い
- 連続性と、中断がある
- 攻守の区別が基本的にない、コンタクトスポーツである
- セットプレーがある
などが上げられました。
こういった状況でいかにメンタルをコントロールするか!
これって、日常生活にも結構当てはまります。
たとえば教育一つにしても
- 試合中の走行距離が長い → 教育は長帳場である
いかに時間配分を考えていくのか!を考える
- 連続性と、中断がある → 教育している時間としていない時間がある
いわゆるoffの時間の使い方を考える
- 攻守の区別が基本的にない、コンタクトスポーツである → 指導する側、指導される側が基本的に接触している
ストレス下でのパフォーマンス、興奮し過ぎては能率が低下する
- セットプレー
これは主導権を持つ側が、好きなタイミングで好きな戦術を使えます。
自分が主導する側にあるのか、主導が相手にあるのか、これを考える事で、教育の幅が大きく広がるのではないかと思います。
セットプレーは、何らかのペナルティーが絡む場合が多く、主導する側はチャンス、相手に主導権がある場合はピンチになります。
教育を受ける側が、何らかのペナルティーを犯した場合は、通常以上の要求を求める事、いつもはなかなか言えない点を指摘する事が可能になり得ます。
この状況をいかに有効にするかで、その後の状況を好転できる可能性が広がります。
一方、自分がペナルティーを犯した場合は、立場逆転、どのように凌ぐのかが重要となるでしょう!
教育以外でも、完全に主導権が自分にある場合と、相手にある場合に遭遇します。そういった時々での対応をイメージしていくのも、有用かな!と感じました。
次回の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会は、 4月24日(金)、青山学院大学青山キャンパス (JR渋谷駅下車徒歩10分 地下鉄表参道駅下車5分)です。
- 時間:18時ー21時です。
- 参加費:500円
詳細は以下を参照下さい。
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高橋浩一 先生
サッカーと教育との相似性のお話、興味深く拝読しました。
そして、一番大事なのは、指導する側とされる側の信頼関係だと思います。
これがしっくりいくと、本当に驚くくらいの教育的効果を発揮します。
日本代表チームの監督が解任されましたが、後任の選定もしっかり行われ、選手たちにも大活躍していただきたいと思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうござます。
信頼関係、大事ですね!何事にでも言えますね!
自分が正しいと思う事を信頼頂けるか!という一点をとっても、難しい事だと感じます。