自信を持てない選手に、どのようにアプローチすべきか
- 2011.12.22
- メンタルトレーニング

先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会
東海大学スタッフより、「自信を持てない選手に、どのようにアプローチすべきか」について、話がありました。
指導者が選手に対して、
①言い訳はいらない
②実力を発揮して負けたら仕方がない
③今からやれる事をやる ー できない事をチェックさせない
④最後まであきらめない
⑤選手達が頑張っている姿を見たい
といった姿勢が重要だと指摘しました。どれも非常に大切だと感じました。
さらに私がもし、上記の点に追加するとすれば、 「劣等感をバネに!」 をあげます。
誰でも人間である以上、弱い部分を持ちます。
ほとんどの方々が劣等感を経験していると思います。 劣等感が強いと、自信が持てなくなります。
しかし、その劣等感をいつかは克服して、内発的モチベーションに変えていくと、非常に強い力になりえます。
実は、「劣等感は、非常な力になる!」という事を中学時代の恩師より教えて頂きました。
今でも心に沁みている言葉の一つです。
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高橋浩一 先生
「自信を持てない者に、どのようにアプローチすべきか。」は、教育においても永遠の課題です。
>③今からやれる事をやる
が特に大切だと思っています。
自信がなくなると、失敗したこと、出来そうもないことだけに意識が行ってしまい、そこから、負のスパイラルに陥ってしまうからです。
劣等感という概念は、私が学んでいる精神科医のA・アドラーが説いた考え方です。
彼は、「劣等感は優越に向かう努力を刺激するものだ。」と述べています。
劣等感を持っていない人などいないし、劣等感こそが「伸びるための源泉」なのだと思います。
自信をもって、優越に向かう努力を出来るようになるためには、「自分は、社会から必要とされている。」という思いに至る周囲からの「勇気付け」が不可欠です。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
また「劣等感」についての御解説、感謝です。
劣等感をバネに、力に変えると自信も出てきて、人として強くなっていける!
そういった道を指導者といわれる方々が作っていかないといけないのでしょうね!確かに永遠の課題と思います。