「自信」とは!
- 2014.01.26
- メンタルトレーニング
先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会
「自信」についての興味深いお話しがありました。
「自信」を構成する要因として、
能力に対する自信、そして、結果に対する自信があります。
結果に対する自信は、勝負によっても生まれるし、目標達成や実力発揮によっても生まれます。
また、練習、生活習慣、心身の状態を整える事でも生じ得ます。
では、どのようにして自信を高めていくのが良いでしょうか?
勉強や練習、準備などは、もちろん重要です。
失敗から学ぶ事も大切でしょう。
加えて、考え方、捉え方を変える事も大きな問題です。
自分より強い相手と戦う場合、「無理~」と思うのか、自分のできる技を使っていこう!と考えるのか
試合でミスした時に、「なんでミスしたんだろう~。自分は最低だ!」と思うのか、「ミスは、次に取り返す!」と次のプレーに集中するのか!
自分のコントロールできる事に集中して、できる事に目を向けていく。コントロール不能な、「相手が変わらないかな~」や「ミスを巻き戻しできないかな~」などを考えるのでなく、自分の気持ちをポジティブに考えていく、こういった積み重ねが、自信につながっていく一つの大きな要因と感じました。
「自信」って、本当に大切だと思います。今の自分があるのは、ある意味で「自信」が持てたからです。
小学時代は、自分に自信が持てず、よく担任の先生から、「自分の考えをしっかり言いなさい!」と指摘されました。
自信がないから、自分の考えが言えなかった頃を思い出します。
中学に入り、恩師、友人に恵まれ、次第に自分に自信が持てるようになりましたが、仮に中学時代に、このような環境になければ、今の自分はどうなっていたか、想像できません。
また、私がお世話になっている、ある業界で日本屈指の活躍をしているM氏は、
「今の立場は、ある方の影響で自信が持てたからで、その方に巡り合っていなければ、冗談でなく今はやくざをしていただろう。本当に、人生は、紙一重と感じている。」
と述べられました。
自信を持たせない環境、例えば、いじめや押しつけ、意見を尊重しないといった事は、極力避けるべきで、能力の芽を積みかねません。
いかに、多くの方々に「自信」を持って頂くか!
応用スポーツ心理学におけるメンタルトレーニングは、自信を持たせる指導法なども研究していますので、勉強を続けていきます!
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高橋浩一 先生
自信=自己有用感、といってもよいと思います。
これについては、教育界でも大きな問題提起がなされています。
http://www.kanekoshobo.co.jp/np/inner/168010/
http://resemom.jp/article/2012/08/22/9402.html
ここでも、やはり「子どもの問題は、どう突き詰めても大人の問題である。」という命題に突き当たります。
わたしも、勉強を続けたいと思います。またご教授ください。
高橋先生
あきちゃんで~す さま
自信。なかなか大人になった今でも、自信がなく、特に子育てでは、本当に模索しながら、奮闘しています。
これで良かったのだろうか等・・・
色々な書籍を読んでみたり、家庭教育学級の講演を聞きにいったりと、自分なりに勉強して、知識などを増やしていきたく、そう思ってはいます。
なかなか難しいですが、私も勉強して自信をもてるようになりたいです。
あきちゃんで~すさんの、おっしゃった、子供の問題は大人の問題
である。本当にそう思います。
先日ある方の講演会で、最近の子供たちは○○である。とかよくいわれるけど、いつの時代も子供は真っ白だ。変わったのは大人。と
いう事をおっしゃいました。まさのその通りとおもいました。
ふく様
コメントありがとうございます。
自信を持つためのスキルを、スポーツ心理学、メンタルトレーニングは備え持っています。
決して簡単な問題ではありませんが、参考にいかがでしょうか!
高橋 浩一 先生
ふく 様
「子育てにおける勇気づけ」を学ぶのなら、「アドラー心理学」もおススメです。(変な勧誘ではないので、ご安心を。笑)
アドラーは、一時フロイトとも共同作業をした心理学者です。
アドラー心理学を応用解釈した「子育て本」も、たくさん書かれています。↓
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC+%E5%AD%90%E8%82%B2%E3%81%A6
よろしければ、御一読ください。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
「自信」をつけさせるのは難しいけれど、「自信」を喪失させる事は比較的簡単だと思います。
なので、いかに自信を喪失させるような事をしない、指導しないという事も大切かと思うのですが、いかがでしょうか?