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「自信」とは!

「自信」とは!

先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会

「自信」についての興味深いお話しがありました。

「自信」を構成する要因として、

能力に対する自信、そして、結果に対する自信があります。

結果に対する自信は、勝負によっても生まれるし、目標達成や実力発揮によっても生まれます。

また、練習、生活習慣、心身の状態を整える事でも生じ得ます。

では、どのようにして自信を高めていくのが良いでしょうか?

勉強や練習、準備などは、もちろん重要です。

失敗から学ぶ事も大切でしょう。

加えて、考え方、捉え方を変える事も大きな問題です。

自分より強い相手と戦う場合、「無理~」と思うのか、自分のできる技を使っていこう!と考えるのか

試合でミスした時に、「なんでミスしたんだろう~。自分は最低だ!」と思うのか、「ミスは、次に取り返す!」と次のプレーに集中するのか!

自分のコントロールできる事に集中して、できる事に目を向けていく。コントロール不能な、「相手が変わらないかな~」や「ミスを巻き戻しできないかな~」などを考えるのでなく、自分の気持ちをポジティブに考えていく、こういった積み重ねが、自信につながっていく一つの大きな要因と感じました。


「自信」って、本当に大切だと思います。今の自分があるのは、ある意味で「自信」が持てたからです。

小学時代は、自分に自信が持てず、よく担任の先生から、「自分の考えをしっかり言いなさい!」と指摘されました。

自信がないから、自分の考えが言えなかった頃を思い出します。

中学に入り、恩師、友人に恵まれ、次第に自分に自信が持てるようになりましたが、仮に中学時代に、このような環境になければ、今の自分はどうなっていたか、想像できません。

また、私がお世話になっている、ある業界で日本屈指の活躍をしているM氏は、

「今の立場は、ある方の影響で自信が持てたからで、その方に巡り合っていなければ、冗談でなく今はやくざをしていただろう。本当に、人生は、紙一重と感じている。」

と述べられました。

自信を持たせない環境、例えば、いじめや押しつけ、意見を尊重しないといった事は、極力避けるべきで、能力の芽を積みかねません。

いかに、多くの方々に「自信」を持って頂くか!

応用スポーツ心理学におけるメンタルトレーニングは、自信を持たせる指導法なども研究していますので、勉強を続けていきます!