メンタルトレーニング
- 2009.01.25
- メンタルトレーニング

スポーツ心理学におけるメンタルトレーニングを学んでから、メンタルトレーニングの重要性を日々、強く認識しています。
先日も、関東地区メンタルトレーニング・スポーツ心理学研究会で、東海大学・高妻容一教授をはじめ、スタッフの方々、参加者から多くを学びました。
高妻教授はよく、一流選手と三流選手の違いを例に説明されます。例えば、結果の一つ、一つに非常に左右される選手は二流、三流選手が多いそうです。結果が良ければ自信をつけますが、逆の場合、自信を喪失します。
一流選手の場合、たとえ結果が悪くとも、過程を重視するため、次の試合には気持ちを切り替え、臨む事ができ、敗戦や失敗を引きずらないそうです。
また人間である以上、調子の良い日もあれば、悪い日もあります。体調が悪い時には、悪いなりの対応ができるのが一流選手で、自信をなくしたり、不安を強める人は三流選手が多いそうです。
病を克服する場合も、ある程度当てはまるのではないでしょうか?心配すべき症状と、しなくても良い症状を整理し、体調が悪くても、心配しなくても良い症状の場合は、いたずらに不安を強めずに、体を休めるなどして、次につなげる事が重要かもしれません。
このメンタルトレーニング・スポーツ心理学研究会では、指導者(監督、コーチなど)や保護者は、いかに振舞うべきかについても情報交換します。
私の立場としては、指導者を医師に置き換え、どう行動するのがより患者様のためになるかを学んでおります。選手達の言葉に耳を傾け、適切なアドバイスをおくれる監督、コーチは、良い指導者と言われます。
私自身は、まだまだ未熟者ですが、少しでも皆様のお力になれる様、皆様の訴えを拝聴させて頂くと同時に、今後もメンタルトレーニングを勉強していく所存であります。今後とも御指導の程、よろしくお願い申し上げます。
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こんばんは。
医師として、またご家庭にあっては家族として見守るべき人が多く大変だと思います。
まだまだ寒い日が続きます。あまり根を詰めすぎず頑張ってください。
mouri様
コメントありがとうございます。
メンタルトレーニングの考えに、いかに能率よく練習、仕事をこなすと同時に、休息などをしっかりとり、体調を整える!という事があります。
自分自身、体調を考え、楽しく仕事をさせて頂いていると思っておりますが、医者の不養生にならないようにします。