失敗から成功へ
- 2012.10.27
- メンタルトレーニング
先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会
高妻容一教授より
「失敗から成功へ:何をどうしたら成功へ活かせるのか?」
という、非常に勉強になるお話しがありました。
「もし失敗しないとしたら、あなたの行動はどうなりますか?」
この質問、考えた事がありませんでした。
やる事、なす事、すべて上手くいき、試験を受ければすべて合格、試合をすればすべて勝利!
もしそのような状況になれば行動はだんだん大胆になっていき、傲慢になっていくでしょう。
また失敗しないとわかっていれば努力しない人が多いのではないでしょうか?
器用貧乏という言葉がありますが、何でも器用にこなしてしまうがゆえに生じるのではと思います。
一方で高妻教授は、一流選手は不器用で失敗している人が多いのではないかと述べられました。
- 「失敗」とは上手くいかない事ではないかと考えています。
- 「失敗」は誰にでもあります。
- 「失敗」を「失敗」で終わらせずに、「成功」につなげるためには、
- 「失敗」した事によるマイナス思考を引きずらない。
- 「失敗」から学ぶ - なぜ失敗したのか。どうしたら失敗しなかったのか。
- 「失敗」を繰り返さないようにする。
そして「失敗」を「成功」に持っていくには、失敗した事をどう考え、その失敗をどう次に活かすかというプラス思考が重要と述べられました。
だからこそ、プラス思考のトレーニングが重要で、向上するために必要なのでしょう!
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高橋 浩一 先生
失敗から成功へ…心理学の重要なテーマですね。
失敗しない人などいるわけないのですから、結局、失敗をどうとらえるかが分かれ目なのだと思います。
自分の内面に失敗の原因を求めれば、成功につながるでしょうし、外的な要因(~さんがわるいから…、とか、~という運がなかったから…等)のせいにするなら、同じような失敗を繰り返すのでしょう。
そして、失敗の原因を自己の内面に求められる人こそ、「ポジティブシンキングができる人なのだと思います。
それこそが、クリニカルな心理学に代わって、今日、ボジティブ心理学にスポットが当たっている所以なのでしょうね。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
とても適切な御助言です!
難しい考え方と思いますが、これもトレーニングで強くしていく事が可能です。日々、練習です!