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メンタルヘルス③

メンタルヘルス③

国際医療福祉大学、和田秀樹教授、 「メンタルヘルスの基礎知識」と題しての、講義

  • ストレス
  • 頭を使う事の健康への意義

についても御話がありました。

ストレスは、良いストレスと、悪いストレスがあります。

もし、ストレスがなければ、人生に刺激がなくて、人は発展していかないでしょう!

しかし悪いストレスがたまり過ぎると、うつ病になります。

ストレスの対処方法としては、
①ストレッサー (ストレスを与える刺激) を避ける
②ストレスに対する耐性を上げる → メンタルを強くする
③物の見方を変える
④打ち明ける、相談する
⑤休息
⑥リラクゼーション
⑦専門家への依頼
が挙げられます。

特に、孤独はストレスを深刻にし得ます。一人で抱え込まずに、複数の人で考えると、何とかなる場合があります。

困っている時こそ、’助け合い!’です。

頭を使う事の健康への意義

うつ病では自然免疫で主要な機能をはたす、ナチュラル・キラー細胞 (NK細胞)の活動が落ちます。

逆に笑いで、NK細胞の活動が上がるそうです。

楽しく頭を使う事の大切さを科学的裏付けを持って語って頂いた感じです。

和田教授御自身も、楽しく知的活動をされている方々の方が長生きしている印象を持たれているそうです。

それから和田教授から、悩みを持つ人に対して、いかに接するべきか!

マニュアル的ではなく、その人の置かれている環境、心情、体調などを考え、対処すべきと教わりました。

具体的には共感や、自己対象を鏡型、幻想化、双子化などで考える事が大切と、今後の診療に応用できる事を多々学び、非常に有意義な講義でした。

改めて感謝申し上げます。

メンタルヘルス 終