スピードやパワーをつけるには!
- 2011.06.25
- メンタルトレーニング

先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会
「どんな練習をすれば、スピードやパワーがつくと思いますか?」
という質問が、高妻容一教授よりありました。
もちろん、ウエイト・トレーニング、持久力トレーニング、ダッシュなどが重要なのは言うまでもありません。
問題は、トレーニングの質です。
同じウエイト・トレーニングでも、嫌々やる、監督やコーチから、やれ!と言われ、やらせている感覚でやる場合と、目的意識を持ってやる場合では効果が異なります。
私としては、目的を明確にして、それに対するイメージを意識したトレーニングが大切と思います。
腹筋のトレーニングでも、なぜ腹筋を鍛える事が大切なのかを理解した上で、トレーニングする事が重要です。
例えば、私の場合は、バドミントン競技でのクリアーショットやスマッシュを意識した腹筋トレーニングを学生時代から継続しています。
また、ある方は、「自分の競技に重要な筋肉を中心に、有効に機能的に鍛える事が大切である。」と述べました。非常に参考になりました。
ただ、がむしゃらに回数を多くやる、負荷を大きくするトレーニングより、能率的だと思います。
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高橋 浩一 先生
スポーツの国際大会などを見ると、短距離走の選手と長距離走の選手では、筋肉を鍛える箇所が全く違うのがよくわかります。
その運動には、その運動の特性を発揮する体の部位というものがあるからだ、と思います。
「運動特性」と「鍛える筋肉」の関係がどんどん明らかになっているのには、スポーツ医学の果たす役割が大きいと思います。
日本のスポーツ界も、以前は、「水を飲んではいけない。」式の根性論が主流でしたが、最近は、武道ですら「科学的なトレーニング」が多く取り入れられています。
もっともっと医学や心理学がスポーツの世界に関与すべきと思います。
それと同時に、スポーツが自ずから「選手だけのもの」という閉鎖性を拭い去ることが重要と思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
「スポーツ医学」日常生活は、問題なく過ごせるものの、アスリートとして向上していく事を考えていく重要な学問です。
先日、スポーツ医学の専門医とお話しさせて頂きましたが、怪我からの回復への過程など、「目から鱗」でした。
御指摘の通り、果たす役割は大きいと思います。