脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

チャンスの予行演習

チャンスの予行演習

先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会

「チャンスの予行演習」という話がありました。

例えば、バスケットボールの試合で1点差で負けていて、試合時間が残り数秒で2本のフリースローが与えられた時

「2本決めれば逆転勝ち!チャンス!」

と、考えるか

「2本はずしたら負けだ!ピンチ!」

と、考えるか

または

「2本決めて、今日のヒーローになるぞ!」

と、考えるか

「2本はずしたら、チームメートに申し訳ない。できれば、誰かに代わってもらいたい。」

と、考えるか

どんな状況でもチャンスと考えられる方はメンタルの強い人です。メンタルの強い人が、ここぞという場面でも、シュートを決めていく事が確実に多いです。

そのために、いかなる状況でもチャンスと感じられるように様々なシーンをイメージして予行演習を行い、メンタルを鍛えていく事が重要との指摘でした。

新たな挑戦には、何かを得られる可能性がある一方で、必ずリスクが伴います。

挑戦できる機会が巡ってきた時、チャンスと感じるか、ピンチと感じるか!

挑戦には成功も失敗もつき物ですが、チャンスと感じるように日々、冷静にメンタルを鍛えていく事が大切と感じました。