リーダーシップとは!
- 2010.12.19
- メンタルトレーニング
先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会では、
リーダーシップについて考えました。
リーダーシップとは、ある個人がチームの目標達成の維持、強化のために影響力を行使する過程を言います。
それでは、誰がリーダーシップをとるべきでしょうか?
一般にリーダーシップをとる人に求められる事は
- 信頼感がある
- みんなを鼓舞する
- 明るい
- 不平、不満を言わない
- 笑顔がある
- 前向きである
- あきらめない心と、楽しむ心を持つ
- 自分に厳しく、他人に優しい
- 気持ちの切り替えのきっかけを作り出す
- 人望が厚い
などがあげられます。
また指導者に求められるのは、
- コミュニケーションの達人
- のせるのが上手い
- 気まぐれでない
- 気遣いがある
- 聴く耳を持つ
- 民主的な指示
- 勉強をする
- 選手がついていきたいという気持ちになる
- 予測力、判断力、決断力がある
- 信頼がある
- 期待してくれる
などがあげられます。
すべてを兼ね備えるのは難しいかもしれません。しかし、場面、場面に応じて個人がリーダーシップを発揮する事ができます。
例えばワールドカップ、南アフリカ大会での川口能活選手は、試合には出場しませんでしたが、チームの雰囲気を高めるために重要なリーダーシップを取られたと言われています。
中村俊介選手も、ベンチでプラスのコミュニケーションをとり、チームを盛り上げました。
このように個人が各場面に応じたリーダーシップを発揮する事を全員キャプテン主義といいますが、これができるチームはチームワークが高まり、チームとして強くなります。
メンバーとメンバー外の選手のモチベーションが一緒の時に、全員キャプテン主義が可能と言われています。
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