オリンピック金メダリスト
- 2009.11.28
- メンタルトレーニング
先日の関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会にて、
「みやはら あつじです。」
と、自己紹介される男性に、私は一人、鳥肌を立てていました。
おそらく、本研究会に参加されていた方々で、宮原さんに気付いていた方は少ないと思います。
席が隣で、お話させて頂く機会があり、
「みやはら あつじさんって、あの宮原さんですか?」
つい、無礼にも話しかけてしまいました。
「そうです。」
宮原 厚次氏:レスリング・グレコローマン52kg級で、ロサンゼルスオリンピックの金メダリスト、ソウルオリンピックの銀メダリストです。
http://sankei.jp.msn.com/beijing2008/news/080725/gbh0807250005000-n1.htm
オリンピックの金メダリスト
過去に、東京で行われた世界陸上でゲストで参加されていた鈴木大地氏を、近くで眺めた事がありましたが、席を並べてお話させて頂く機会は、生まれて初めてです。
さすがオリンピック金メダリスト、オーラが違います。しびれました。
せっかくの貴重な機会でしたので、いろいろ質問させて頂きました。
まず、メンタルトレーニングに参加された理由について
日本レスリングチームは1952年ヘルシンキ大会以来、14大会連続でメダルを獲得し、東京オリンピックでは5個の金メダルを獲得しました。
しかし、歴史ある日本男子レスリングチームも、最近では1988年のソウルオリンピックで佐藤満選手、小林孝至選手の優勝を最後に、オリンピックでは金メダルを獲得できていません。
そんな事もあり、指導者として日本レスリング界を世界レベルで強化するためにメンタルトレーニングを勉強しに来られたようです。
また、現役時代のメンタル的な事を訪ねると、
「勝つイメージしか持たなかった。相手に点を取られたり、ピンチになっても、跳ね返すイメージを持ち続けていた。負けるイメージは全くなかった。」
と、語られました。
さすが、決勝戦でのフォール寸前のピンチを乗り越えてのオリンピックチャンピオン!
指導者として、多くの名選手、メダリストを輩出されるべく、活躍される事をお祈り申し上げます。
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