メジャーリーグのコンディショニングコーチ
- 2009.08.01
- メンタルトレーニング
先日、関東地区メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会では、特別ゲストとして、友岡和彦氏が参加されました。
友岡氏は、立教大学、フロリダ大学を卒業後、アメリカ・メジャーリーグ、フロリダ・マーリンズでコンディショニング・コーチをされていた方です。
アメリカ、それもメジャーリーグで仕事をされたというのは、想像できない御苦労があった事と推察します。
貴重な経験から、スポーツのコンディショニング、メンタルトレーニングにとどまらず、世界観、社会観にわたり、たくさんの御話を賜りました。
その中で、多くのメジャー・リーグの一流選手には、生意気な人が多い!という話がありました。
理由を考えるに、「一流選手は、こだわりが強い。そして我慢強いのが影響しているのではないか!」との回答でした。
また日本での監督ー選手、先輩ー後輩などの縦社会に対し、アメリカでは監督も選手も平等という横関係が強い事も関係しているとの事でした。
今後、日本も横関係が強くなってくる可能性があります。縦社会にこだわり過ぎず、柔軟な対応が必要となってくるかもしれません。
その他、元メジャーリーガーで日本ハムファイターズに所属していた、新庄剛氏や現日本ハムファイターズコーチ、吉井理人氏の話などが伺え、ファイターズファンの私としては得した気分でした。
懇親会では、友岡氏と直接お話しさせて頂く機会がありましたが、何とも向上心が強く、自分のみならず、日本、世界のスポーツのために尽くされたいという姿勢に感動しました。
益々の御活躍をお祈りいたします。それから、今後とも御指導の程、よろしくお願い申し上げます。
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高橋浩一 先生
スランプを克服した宮崎藍選手も、優勝の陰に二人のコーチのメンタルトレーニングがあったことが報道されていますね。
そのようなメンタルトレーニングが、限られた一部の人たちだけのものだけでなく、「常識」のように広く市井に知れ渡るようになるといいのにな、と思います。
一番メンタルトレーニングが必要なのは「生きる」という日々の営みなのですから。
高橋浩一 先生
今日から「裁判員制度」が実質的に始まりましたね。
この制度も、今まで「お上の裁き」という「たての社会」だったものが、「みんなで考える」という「よこの社会」に変わろうとしている、という風に見ることは出来ないでしょうか?
「アメリカからの外圧」という点は気になりますが…
「よこの社会」には、個々の成熟が不可欠であることが、よくわかる事例ですね…
しかし、話はそれるのですが、
「倒したペットボトルを直せ」「私じゃない。」…
こんな事が殺人の原因になるなんて、どう思われますか?
人間は、もしかしたら犬・猫以下、なのかもしれません。犬や猫は、ペットボトルを倒したぐらいでは、争いごとには、絶対になりませんから…
そこが、人間の難しいところでもあり、人間の「脳の不思議」です。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
人間が人間たる所以の一つはメンタルと思います。
高妻先生のもとでは、メンタルトレーナー、指導者としてどうすべきか!なども勉強できるので、非常に参考になっています。
あきちゃんで~す様
裁判員制度、良い方向に行く事を祈ります。
人間が高度な知能を持ったゆえに、争い事が絶えません。猿は、餌の取り合いで喧嘩になることがあっても、ボス猿がうまくまとめていると思います。
人であるがゆえに、悩みも多いと思います。アメーバのような単細胞生物に生まれたら、悩みもあまり感じないのではと考えたこともありましたが、喜びを感じることもできません。
本題からかなりそれましたが、人に生まれてよかったと思います。