脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

音楽って素晴らしい!

音楽って素晴らしい!

先日の山王病院、夕べのコンサート

ボーカルとピアノの演奏は、良くあることですし、何度も聴いてきました。そこに、オーボエが入ると、こんなにも美しい音楽になるのか!

オーボエ奏者、黒瀬大輔さん

http://www002.upp.so-net.ne.jp/k-net/mental-music/top.html

の実力が大きいのは言うまでもありませんが、しびれました。

黒瀬さんは、プロの音楽家、しかもドイツハノーファー連邦警察オーケストラにおいて首席オーボエ奏者として活躍されていました。

しかし、黒瀬さんも人間であり、演奏の前に緊張する事があったそうです。

いかに緊張しないようにするには、どうしたらよいか?

何人もの音楽家に相談するものの、「根性だ!」「気合いだ!」などが返ってくるのみで、納得できる答えはありませんでした。

そこで学び始めたのが、スポーツ心理学、メンタルトレーニングです。

そんなわけで、黒瀬氏とは、一緒に勉強している仲です。

それから、ピアノの山田 裕子さん

http://ongakuehon.jugem.jp/

初めてお会いしました。

山田さんは、出産後にギラン・バレー症候群を患われました。

ギラン・バレー症候群は、医学生が普通に勉強する、確立された病気なのですが、それでも医療スタッフに痛みを理解頂けなかったという経験をお持ちです。

理解されない苦痛を知っているからでしょう。

いまだに保険適用になっていない脳脊髄液減少症は、本当に大変であろうと、そして、何とか力になれば!と、いまだに残る手足の障害にかかわらず、素敵な演奏を頂きました。

そして、都立富士高校の後輩でもある横洲かおるさん

http://ameblo.jp/kao—–kao/

脳脊髄液減少症の啓発に協力頂き、講演会に参加されたり、脳脊髄液減少症に悩む方々の声を聴かれたり…

特に最後の曲「Yell ~今、貴方へ~」

は、この山王病院でのコンサートで、脳脊髄液減少症に悩む方々に対して、彼女自身で出来ることはないだろうかと思い、作って頂いた曲です。

この三人の奏でる美しくて、しびれる音楽、とても心というか、愛というか、人間味というか、暖かさがこもっていて、思わず涙が出ました! 

黒瀬さん、山田さん、横洲さん、そしてスタッフの方々、それから参加頂いた多くの方々、富士高の先輩方々、後輩方々、皆様に感謝です。