7本指のピアニスト
- 2022.07.27
- 音楽・コンサート
東京パラリンピックの閉会式でフィナーレを飾った名曲「この素晴らしき世界」を演奏したピアニスト、西川悟平の半生を舞台化した「7本指のピアニスト」
https://napposunited.com/7f-pianist/
が、好評公演中です。
先日、西川悟平トーク&コンサートを観に行き、色々と考えさせられました。
10本指が不自由なく使え、ピアニストとして、活躍していたさなかにジストニアを発症し、当時は5本の指しか動かせない状態になられました。
発症当初は、再起不能を宣告されましたが、紆余屈折あり、現在は7本の指が動かせるようになり、日本や欧米を中心に演奏活動をしています。
10本指から5本指になって落ち込むのか
5本も指が動かせるのだから、5本指を上手く使っていくのか
西川さんは、時間をかけて後者の考えに至り、現在の活躍につなげています。さらに、今ではジストニアになったことに感謝まで、されております。
他にも、いかに活躍につなげていくのか、勇気を持って行動にうつすことの大切さなどたくさんのヒントを頂き、刺激を頂き、勉強になりました。
舞台も観に行く予定にしています。
誰も知らない泣ける歌 │ 山王病院脳神経外科・Dr.高橋浩一 (takahashik.com)
……………………………………….
西川悟平はピアニスト。
20代でジストニアを発症し、一時は再起不能と言われたが、今は7本の指が動かせるようになり、日本や欧米を中心に演奏活動をしている。
ある日、西川のコンサートに、一人の劇作家がやってきて、西川を主人公にした戯曲を書きたいと言う。
西川は劇作家に、8年前の経験を語る。
8年前、西川はニューヨークのアパートで独り暮らしをしていた。
深夜、二人組の強盗が部屋に侵入し、西川に薬物入りの注射器を突き付けた。
西川は抵抗を諦め、二人の命令に従ったが、次第に二人に興味を抱き始め、積極的に話しかけた。
そして、強盗の片方が一週間前に誕生日を迎えたと知り、部屋のピアノで「ハッピーバースデー」を弾いた‥‥。
コメントを書く