紀尾井町にて
先日、第46回日本小児神経外科学会にて、
「小児期発症の脳脊髄液漏出症ー198例における病態解析―」
の演題で発表してきました。
日本小児神経外科学会では、脳脊髄液減少症に関する演題は、私の1題だけのことが多いのですが、今回は、香川大学からも発表があり、心強く思いました。
多くの質問も頂き、また座長の先生から「寝たきりの子どもが多いのは問題だ」といったコメントを頂き、有意義であったと思います。
先日、第46回日本小児神経外科学会にて、
「小児期発症の脳脊髄液漏出症ー198例における病態解析―」
の演題で発表してきました。
日本小児神経外科学会では、脳脊髄液減少症に関する演題は、私の1題だけのことが多いのですが、今回は、香川大学からも発表があり、心強く思いました。
多くの質問も頂き、また座長の先生から「寝たきりの子どもが多いのは問題だ」といったコメントを頂き、有意義であったと思います。
初めて投稿します。
小学生の娘が脳脊髄液減少症の疑いで、先週まで保存的治療で入院していました。結果、ほぼ毎日38℃まで出ていた微熱は治ったのですが、頭痛や膝下の痛みは時折出ている状態です。
娘は今月8歳になったばかりで、ブラッドパッチどころか検査の前例がないと言われ、まだこの病気との確定はされていません。 また、造影MRIでは確認できませんでした。
8歳での症例は高橋先生の病院でも無いのでしょうか?
また、この年齢での検査は危険度が高いのでしょうか?
何歳からの検査が一般的なんでしょうか?
ご教示いただけると大変助かります。
ともなり様
コメントありがとうございます。
ご質問の件ですが、山王病院での最年少治療例は小学1年生で6歳です。
お嬢様のご回復を心よりお祈り申し上げます。
お忙しいところ、ご回答ありがとうございました!
娘より小さいお子さんが治療されたと知って、少し希望の光が見えたような気がします。
先生が学会で発表された資料を拝読できるサイトはあるのでしょうか? かなり興味があります。
ちなみに8歳以下の症例は何例で、その内何割の方が回復されたのか、差し支えなければ教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願い致します!
ともなり様
コメントありがとうございます。
8歳以下の症例は、それほど多くありませんが、治療成績は良好です。
資料に関しては、小生HP業績、自著論文を御参考頂けたら幸いです。
他に小児例を検討した論文はあまりないように感じております。