脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

脳脊髄液減少症の啓発を考える

脳脊髄液減少症の啓発を考える

第17回日本脳脊髄液減少症研究会

http://www.csfh17.com/

最初のセッションは、「脳脊髄液減少症の啓発を考える」でした。

マスメディア、患者会、学校、養護教員の方々に多大なご尽力を賜って、かなり認知度が向上してきました。

さらなる啓発のため、何が大切か?!

大きな問題の一つとして、医療関係者への認知度が低い事が上げられました。

患者から医師への相談で、脳脊髄液減少症が否定されるというような状況のみならず、医師から医師へのコンサルトでも、認めてくれない事が多々あります。

現在、学会でも認知が進んできましたし、共同研究の機会も増えてきました。

しかし、まだまだです。

今後の課題として、

  • 紹介患者をブラッドパッチなどの治療で改善させて、脳脊髄液減少症の存在を信じてくれる医師を増やす
  • 診断基準を明確にする
  • など、上げられました。

医療業界の中で認知が進めば、患者様達のためにつながります!

最初のセッションから熱い討論が繰り広げられました!