脳脊髄液減少症や水頭症など脳脊髄液循環障害を専門に診療を行っている高橋浩一の公式サイトです。

神戸にて

神戸にて

先日、国際小児神経外科学会 International Society for Pediatric Neurosurgery (ISPN)

に参加してきました。

そして、小児期発症の脳脊髄液減少症について発表してきました。

発表後に頂いた質問は

「なんで腰にブラッドパッチするだけで、視覚や聴覚、高次機能まで改善するんだ?」

といった内容だったと思います。

「脳脊髄液減少症に対する様々な症状が、ブラッドパッチで改善する事実に対して、より研究を進める事で、現在は不明な点が多い髄液の機能解明につながる可能性がある。」

と答えたかったのですが、乏しい英語力のため、

「髄液の機能には、不明な点が残されている。」

と答えるのが、やっとでした。

ただ、会場を出た途端に、バングラディッシュの医師が私のもとにきて、熱心に様々な質問をしてくれました。

「子どもの難知性の頭痛を多く治療されているのは素晴らしい!」

というような事を言って頂き、一緒に写真を撮りました!

今回の国際学会参加の最低目標が、「海外の医師の一人以上に関心を持ってもらう事!」だったので、成功と考えています。

英語など指導頂いた方々に心より感謝申し上げます。

脳脊髄液減少症のさらなる認知度向上のため、早速に次の活動に移ります!