リハビリテーション
第15回脳脊髄液減少症研究会
山王病院リハビリテーションセンターより
「脳脊髄液減少症に対する当院のリハビリテーションと症例提示」
の演題発表がありました。
当院にて脳脊髄液減少症に対するリハビリテーションを開始して、約3年になります。
当初の通り、患者の状態を、まず評価して、それに合わせてリハビリメニューを検討していく方針は変わりありません。
加えて、患者達それぞれの目標や、困っている事、悩みなどを考慮していくようにしています。
また当山王病院では、リハビリテーションスタッフと、月に一度、カンファレンスを行い、リハビリの状態、脳脊髄液減少症の状態、治療予定など話し合い、いかに状態を向上させるかを考えています。
高橋浩一 先生
あの場で質問したかったのですが、時間も押していたようだったので…
でも、タイムリーにこの話題を取り上げてくださってありがとうございます。
リハビリは、病院で入院・通院する時間帯だけでなく、日常生活に結び付けて常に習慣化することが大切と思います。
そこで、家庭や学校、職場などでも行える共通項的なリハビリや禁忌事項などがあれば、ご教授ください。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
御指摘の通り、リハビリ以外の時間をいかに有効に使うかが重要です。共通項的なものというと、非常に難しいですが、前向きに、無理のし過ぎに注意といったところでしょうか?
障害や病状の程度によって、リハビリが多岐にわたるので、ひとくくりに述べるのは難しく、申し訳ございません。
座って体幹を鍛えるトレーニング
基本動作は、長さ20.5cm、 直径4.5cmのミニストレッチポールを
椅子の座面に横に置き、座骨を意識して痛くない位置で座る。
これだけで、だらっと座りから体幹が安定して姿勢が良くなり、呼吸を意識することが出来ます。
更に、腕を広げて手の平の向きを変えただけでも呼吸の深さが違ってきます。
音楽家の為のコアコンディションに使われているトレーニングのひとつですが、回復期の病人にも手軽に利用できると思い、公開講座に参加してみました。
体幹が安定して脱力出来ると呼吸がしっかりして、髄液の循環にも必ず良い結果があると思います。
「ひめトレ公式サイト」で、検索出来ます。
やり過ぎない事がポイント、一日一回座るのが目標。
呼吸がしっかりしてくると水分代謝が良くなるので、水分補給が必要です。
このミニストレッチポール、
寝たきりの方には肩甲骨の下に置いて刺激を与えるとか、
指が動かない方には握る動作の訓練に使えますとか、
少ししか座れませんという方には背もたれと身体の間に挟むと良いです、肩たたきにも使えます等と聞いてきました。
家で使えるというのが一番良かったです。
はな様
貴重な情報、ありがとうございます。
参考になる方々も多いかと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
高橋浩一 先生
はな 様
「ひめトレ」の情報ありがとうございました。
はじめて聞くトレーニングでした。
サイトがたくさんあるようなので、これから検索して学んでみます。
あきちゃんで~す様
コメントを頂きありがとうございました。
ボディマップ、自分の身体の地図を意識することによって、
無駄のない動きをして疲れない身体にしようというボディ・マッピングという考え方が有ります。
闘病で弱った筋肉や動きの悪い関節をそのままにしておくのは勿体ないと思いました。ひめトレを使ってのトレーニングはその場で効果がわかるので楽しめます。
だらっと座りを指摘するよりも、ひめトレに座って違いを意識しようと言えば、中学生にも興味を持ってもらえると思います。管楽器奏者の音も変わるので驚きます。
体幹のしっかりした人には、当たり前ですが何の効果もありません。
あきちゃんで~す様
はな様
情報など、誠にありがとうございます。