札幌にて
札幌にて行われた第74会脳神経外科学会総会
シンポジスト、そして座長も務めさせて頂き、非常に有意義でした。
今回発表した演題タイトルは
「慢性硬膜下血腫を合併した特発性低髄液圧症候群の診断と治療 92例における病態解析」
です。
慢性硬膜下血腫は頻度の高い病態で広く認知されています。そのごく一部稀に特発性低髄液圧症候群が原因も場合があります。
この場合は、原因である特発性低髄液圧症候群の治療、ブラッドパッチが有効で、80%の症例が、頭部の手術を施行せずに治癒しています。
また特発性低髄液圧症候群が原因の慢性硬膜下血腫では、ブラッドパッチを施行しないと治癒しない症例も存在します。
その結果、罹病期間の延長、これに伴う精神疾患合併などは深刻であり、また国内外から死亡例の報告もあるので、こういった点からもブラッドパッチの早期保険適用が必須であると述べさせて頂きました。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=125086
(あきちゃんで~す様、情報ありがとうございました。)
他にも特発性低髄液圧症候群に合併した慢性硬膜下血腫の症例の発表もあって、確実に認知度は上昇しています。
今回の発表演題の抄録は
です。
中島公園の景色が、より美しく感じました!
夜は
-
前の記事
ただ今、戻りました! 2015.10.18
-
次の記事
慢性硬膜下血腫を合併した特発性低髄液圧症候群の診断と治療 2015.10.20
高橋浩一 先生
ご紹介した記事で、合っていたようでよかったです。笑
YomiDr.にもう一つ関心を引く記事が出ていました。↓
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=125175
本症は、慢性疲労症候群とも間違えれれやすいということで、こちらの記事も、私にとっては、とても参考になりました。
これからも、YomiDr.は注目していきたいと思います。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
また不登校児の原因の一つの新たな知見の情報、感謝です。鑑別の一つとして重要な概念と感じました。