頭痛診療の考え方 -注意すべき症状と脳脊髄液減少症-
先日、JH2の会にて
「頭痛診療の考え方 -注意すべき症状と脳脊髄液減少症-」
と題して講演させて頂きました。
JH2の会とは、慈恵医大平成2年卒業の同窓生が集まり、医学的な情報交換をする会です。
とは言っても、固い話は少しで、
「今、どうしているの?」
「うちの子どもはね~!」
「あいつ、どうしているかな~?」
といった世間話に花が咲きます。
大学を離れ、勤務医として頑張っている面々、開業で頑張っている面々、多くはこんな機会でしか会えないのですが、一緒に勉強した仲ですので、とても懐かしく、楽しく、心和みます。
そんな同級生対象ですが、脳脊髄液減少症について話ができて、非常に良い機会でした。
会を支えて頂いた方々に心より感謝申し上げます。
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高橋浩一 先生
私の不躾な依頼をご快諾いただいて、当地でご講演をいただいた際に、
https://takahashik.com/presentation/post-4930/
脳脊髄液減少症の講義もさることながら、「気にしなくてもよい頭痛と気にしなければいけない頭痛」のお話は、大変印象的であり、いまだに、私の稚拙な?記憶回路にもインプットされております。
今回の御講演は、あの時のお話の「Dr向けVer.」のようなお話だったのでは?などと、勝手に想像しております。笑
中学、高校、大学と、母校や同窓生を大事にされる高橋先生だからこそ、お仲間もたくさんいらっしゃると存じます。
本症に対する逆風は、いまのところ、まだやむ気配を見せてはいないのでしょうが、どうか、「北風と太陽」の太陽となり、旅人のコートを脱がせる日が必ず来るように、ご活躍をお祈りいたします。
あきちゃんで~す様
コメントありがとうございます。
先日の講演は、御指摘の要素が多分にありました。
Dr. でも脳神経に関わらない医師は、頭痛の知識が乏しくなりがちです。しかし、医師として見逃してはいけない症状は、強調してきました。
また脳脊髄液減少症についても、多くの時間を割いて話させて頂きました。少しでも認知度向上につながればと!